木管の Isidor Lot [楽器]
先日取り上げました楽器を結局連れて帰ってきました。
調整は最小限にしてもらいました。
Isidor Lot は初代 Louis Lot の甥で、詳しくは以前取り上げました記事をご覧いただきたいと思いますが、初代がコンセルヴァトワールに正式に納入を始める頃に自分の工房を持っています。
この楽器はもともとピッチが高かったと思われ、管が頭部管との接合場部で継ぎ足されています。
右手小指キーはてティアドロップ型ではありません。
Ais レヴァーの連動はちょっと変わった形式です。
座金のデザインがちょっと凝っています。
こちらは手元の金属管です。
響きなどについてはまた改めて取り上げます。