アパタイト [きれい]
先日千葉そごうであのネクタイを見ていましたらお隣で売っていた天然石が目に入りました。
ラピスラズリより明るい色のこれはアパタイトという鉱物だそうで、 Wikipedia によれば
燐灰石(りんかいせき、apatite、アパタイト)は、リン酸塩鉱物の鉱物グループに対する一般的な名称。
化学組成の違いによって多彩な色をもちいくつかの種類があり、単に燐灰石といった場合はフッ素燐灰石をさすことが多い。
燐灰石スーパーグループ (Apatite Supergroup) とは、鉱物グループの1つ。
概要
燐灰石スーパーグループは、シュツルンツ分類ではリン酸塩鉱物を基本とするが、硫酸塩鉱物とケイ酸塩鉱物にも分類がまたぐグループである。
これは、リン酸塩基と硫酸塩基、ケイ酸塩基が全て正四面体の構造をしており、大きさも似ているため、置換関係にあるためである。
結晶系は基本的には六方晶系であり、一部が三方晶系や単斜晶系に属する。結晶の形は、石英の結晶の頭を縮めたような、六角柱に似た結晶で産出する。
また、結晶の頭が平らとなった、六角板状結晶もしばしば見られる。色は非常に様々である。
(以下省略)
ブラジルミナスジェライス州ドセ谷産のフッ素燐灰石
宝石としては適さないようですが、カットすると結構きれいで、検索するといろいろ写真を見ることができます。
水晶は演奏の時に使うことがありますが、こちらはそういう用途ではありません。
地球のようなきれいな色に惹かれました。
エルダーフラワーティー [きれい]
通っている病院にカフェが入っていて食事が摂れるのですが、食事のメニューはあまり多くはありません。
コーヒーはキーコーヒーの系列のようです。
メニューの中に変わったものがあったのであるとき頼んでみました。
きれいな青い色をしたハーブブティーで、エルダーフラワーティーという名前でした。
エルダーフラワーは和名はセイヨウニワトコだそうで、
ニワトコ属の植物は、古くから世界各地で薬用に使用される。
セイヨウニワトコは、葉、茎、花に薬用がある。
葉は、打ち身や捻挫に外用する。
花は、風邪、花粉症、咽頭炎、関節炎の治療や緩下剤に使用される。
(Wikipedia)
面白いのはレモンを入れると色が変わることで、青紫に変わります。
で、ここにバタフライピーとあるので調べてみますと、どうやらこちらがこの飲み物の本当の名前のようです。
色が変わるのもこのお茶の性質のようです。
お味はレモンティーのような感じで、香りも特別印象的なものではありません。
さて去年彼岸花の群生が見事だった「富田さとにわ耕園」に帰る途中で立ち寄ってみました。
もう暗いので iPhoneX でフラッシュを使っていますが、見頃は来週半ばではないかと思われました。
今年は遅いですね。
Herkimer Diamond [きれい]
水晶をいろいろ探していると「ハーキマー・ダイヤモンド」というものに出くわします。
ダイヤモンドとついていますが私たちがよく知っているダイヤモンドではなくて水晶です。
ニューヨークのハーキマー地区、モホーク川渓谷周辺で採れる水晶が研磨したようにきれいな双晶(両方が尖っている)で、透明度も高いというので “ダイヤモンド” とつけて呼ばれるようになったそうです。
ここにあるものはその中でも比較的大きいものですが、それほどきれいな形はしていません。
多くのものはもっと小さくてきれいな形をしているとか。
瘤がついたような形もありますが、可愛らしいころんとした形のものが多いようで、研磨されることもありますが基本的にはそのままの形を楽しむとされているようです。
採掘されるのは岩の間ではなくて砂岩の空洞部分なのだそうです。
その状態がわかるものも売られています。
確かに研磨したような形をしていきれいです。
この母岩のようなものも確かに砂岩らしく、置いた後に細かい砂のようなものが残ります。
比較的大きなものを求めたのは先日再度取り上げました「レムリアン水晶」と比較するためですが、やってみますと水晶の呼び名による違いのようなものはわからず、感じられたのは大きさによる違いかなという点です。
やはり大きい方が違いは顕著に出るようです。
あまり大きいとステージで身につけるのは難しくなりますので程々のものが良さそうです。
MONTBLANC DIAMOND [きれい]
モンブランは随分たくさん限定品を出しているようで、作家のシリーズや音楽家、政治家、俳優、歌手など古くからたくさん発表されています。
そんな中目を留めたのがトップにダイヤモンドが埋め込まれたシリーズです。
現在販売されているスターウォーカーのような透明なトップの中に天然ダイヤモンドが埋め込まれています。
万年筆とローラーボールとボールペンがあります。
と言っても最近の製品ではないので販売店では買うことができません。
程度の良い中古を見つけて買ってみました。
カットは八年かけて開発して特許を取ったという、モンブランのホワイトスターの形をしています。
浮かんでいるように見えるのが新鮮です。
CONTAX のマクロプラナー(等倍)にベローズをつけ、マウントアダプターを介して X-T2 で撮っています。
22 まで絞り込んでいますが、とても小さいのでこの大きさに写すことはできルものの、カタログのように十分な深度を得ることができません。
MF で撮っていますが、モニタ位に映る画像が小さいのでいっぱいに拡大しても良いアングルであるかどうかも分かりづらいです。
ピントを合わせる位置も手探りです。
何枚も撮っては確認し、ということを繰り返してなんとか何枚か残りました。
ライティングなどをもっと工夫しなければなりませんね。
良かったのは何? [きれい]
暮れの演奏会では自分としてはまあまあかなと思った程度の出来だったはずですが、良かったという声を幾つかいただきましたし、わざわざご挨拶してくださる方もありました。
今日のレッスンでも2月に向けて引き続き同じ曲をやったのですが、まだまだ工夫の余地があります。
今日いただいた電話では「オカリナの音がきれいだった」と。
もう一人のフルート Iさんは今回は新作の柳沢さんのフルートでした。
象牙のリップとクラウン(多分反射板も)のシルバーの楽器です。
歌口は小さめで象牙らしい音でした。
聴き慣れない人には普通のフルートの音と聴こえたでしょうが、鋭さのない柔らかい響きですが、この楽器本来の持ち味を引き出すにはもう少し鳴らし込みが必要とも思えました。
今回いつもはしないアクセサリーをつけてみました。
ト音記号のモチーフに音符が二つ。
音符はイエローゴールドとピンクゴールド。
そして真珠が二つ。
MIKIMOTO のピンブローチです。
ト音記号はスターリングシルバーにロジウムメッキで変色を防いでいます。
初めて知りましたが、後ろにはピンが二本出ています。
一本は長く、服に留めるためのもの。
もう一本は短く、ブローチが回転してしまうのを防ぐ役目をしています。
「かわいい」と言ってくれた人がいました。
見た方は皆そう思うようです。
大きなものではありませんが、タイピンとして使うにはちょっと大きく、
ラペルに着けるのが一番良いと思います。
胸元に着けるような大きなブローチだと目立ちすぎます。
おじさんとしては精一杯のおしゃれですが、印象は良かったようです。
無添加石鹸 [きれい]
千葉そごうの「日本の職人展」で、初出店のお店が目にとまりました。
無添加、自然素材の石鹸のお店です。
これらの小さいものはサンプルとしていただいたものです。
断っておきますが、購入者へのプレゼントで、冷やかしの人にくれるわけではありません。
とてもたくさんの種類がありますが、その中のいくつかにはキャラメルのような包装のものがあります。
旅行用で、気に入ったものを旅行にも、というわけです。
一個が二~三日分とのことです。
これは「さくら」で、桜の葉のエキスが練り込んであります。
これは色が薄めですが、レギュラーのサイズですともう少し色が濃くて(赤土を使ってあるとか)桜餅のようなきれいな色で、香りがまさに桜餅です。
予備知識なしに見るとこれをキャラメルと誤認して食べてしまいそうです。
こちらは「疲れたお肌石鹸」で、マンゴーのような色が鮮やかです。
これもイタズラしたらマンゴーと誤りそうです。
色はオレンジによるものとのことです。
一つは鎌滝製法。
加熱して、自然乾燥、熟成させます。
もう一つはコールドプロセス製法。
火を使わず、素材の油と水酸化Na の反応から生じる熱で作ります。
バロック(真珠) [きれい]
天然真珠は大抵歪(いびつ)であるらしいです。
このような歪なものは「けし」と呼ばれていると先日読んだ本にありました。
もともと芥子粒のような小さなものが多いそうで、これは偶然何かが貝の体内に入り込んでできるものだそうです。
スペイン語の「バローコ」がその語源だそうですが、音楽と建築に「バロック」という言葉が定着しました。
養殖真珠がまだない頃、ダイバーが潜って貝を獲りましたが、サメも出現することがある大変危険な作業だったとか。
一週間で 3万5千個の貝を獲って、真珠が入っていたものが 21個、そのうち商品になるものが 3個しかなかったとか。
1/12,000くらいの効率の悪い仕事ですが、そのため真珠は大変高価で、きれいな丸い真珠ときたら途方もない値段だったはずです。
アクセサリーとしては半球のものを使うこともよくあることだったそうですが、日本の養殖真珠も最初は半球のものでした。
真珠が曲名に使われる曲でよく知られているのは
「真珠採り」(G. Bizet のオペラ)
「真珠採りのタンゴ」
(アルフレッド・ハウぜ楽団の演奏でヒット。オペラの中の曲をタンゴにアレンジしたもの)
「真珠の首飾り」(A String of Pearls:Jerry Gray グレン・ミラー楽団のヒット曲)
が代表的ですね。
バロック音楽を聴いたり演奏したりする時、こうしたことを思い出すのも良いですね。
Baccarat Rouge 540 ミニキャンドル [きれい]
こちらはかなり買いやすい価格になった、小さなキャンドル 5個のセットです。
もちろん香りは同じです。
別途キャンドルホルダーかトレイなどを用意する必要がありますが、火を点けずに置いておいても香りが楽しめす。
今机の上に置いてあって、香りが漂っています。
Baccarat のために一流の調香師が作った深みのある素晴らしい香りを、ぜひお確かめになってみてはいかがでしょうか?
真珠とのご縁 [きれい]
クロコダイル以上にご縁がないはずだったのが真珠です。
しかし相原さんの夜光貝も全身真珠層で出来た、いわば巨大な真珠です。
アコヤガイなどは二枚貝で、夜光貝やアワビは巻貝です。
コンクパールを作るピンク貝など巻貝でも真珠を作るものはあります。
虹色がきれいに出ています。
しばらく前、NHK の「ブラタモリ」で真珠の養殖を取り上げていました。
それを視て俄かに真珠に興味が出てきました。
売り場に行ってみますと、ほぼ全部がご婦人向けの商品ですが、タイバーなど男性用のものもありました。
その中に音楽モチーフのものがありました。
ピアノや音部記号などおなじみの素材を使ったものが多かったのですが、ト音(G)をデザインしたこれが目を引きました。
小さくても質の良いさすがの真珠、エンゲージリングクラスのクオリティのダイヤ、それにピンクゴールドとロジウムメッキされたスターリングシルバーで構成されています。
ピンクゴールドが素敵です。
何も知らなかったので資料でお勉強します。
いびつな真珠のことをバロックと言いますが、最古の宝石と言われる真珠はもともといびつなものであったはずですから、元々は単に(天然の)真珠を意味していたのではないかと思います。
当初は養殖真珠も半球のものだったそうですが、小さな真球のものを作ることに成功し、次第に現在のような大きなものができるようになります。
当初は核を入れて作る養殖真珠は本物ではないと言われたそうです。
大きな真珠を作る白蝶貝、深みのある色を生み出す黒蝶貝など、それぞれ魅力がありますが、アコヤガイの作る真珠がやはり最も美しいと言われています。
番組でも英虞湾が美しい照りを生み出すのに最適の条件を備えていると紹介していました。
大方の宝石は鉱物で、真珠は有機物が生成に関わる、生物が生み出す特別な宝石です。
カットや研磨をしなければ美しさを引き出すことができない鉱物に対して、真珠は何もしなくても美しい、素晴らしい宝石です。
日本が誇れるものの一つですね。