カセットテープも復権か [オーディオ]
比べ物にならない [オーディオ]
先日トゥイーターを交換してとても良い結果だったわけですが、ひとまずヴォーカルで全体のバランスをそれほど変える必要がないことを確認して、新しいディスクを聴きました。
これもとても良かったので、カーオーディオの細かいバランスを調整しました。
SFC は音場の設定で、コンサートホール、ライブハウス、残響の多い教会、野外スタジアム、ディスコ, クラブ が選択できます。OFF にすることもできます。
POSITION は座席の位置ですね。運転席、前席、全席などを選択します。
DETAILS は HARMONIZER、E-VOLUTION、LOUDNESS、ASL の設定をします。詳細は省略します。
バーチャルシアターは SFC と似たような設定で、同時には使用できません。
以上のうち EQ 以外は全てノーマルで聴いています。
ここで SETTINGS を選択するとイコライザーの設定になります。
中心周波数の選択、レヴェルアップ or ダウン、Qカーブ(帯域幅)を調整します。Qカーブは中心周波数ごとに三種類から選択できます。
一層良くなりました。中低域を少し持ち上げたので厚みが出ました。
ヴォーカルの低音に影響しない帯域で調整します。
ウィーン・フィルの上品でありながら輝かしい金管の響きがこの録音ではいつになく生き生きとして聴こえます。
それもそのはずこの演奏会は10年越しのラブコールが実ったものだそうで、特に金管からは「帝国のマーチ」のリクエストがあったそうで、世代も変わったのかなと感じさせます。
木管は色気があります。フルートのソロは誰でしょう?聴き慣れた響きより明るさがあるようです。
弦は相変わらず艶やかで、サントラ(ロンドン交響楽団)とは違います。
“映画音楽” というより “管弦楽曲” です。
ティンパニの印象も随分違います。
奏者が変わったのでしょうか?
ドゥダメルの指揮より多分良いでしょう。買いませんでしたが。
ともあれトゥイーターの交換は大満足の結果でした。
トゥイーターを交換する:PRIUS(50系) [オーディオ]
昨日より今日が暑くて明日はもっと暑いらしいです。
UCC の直営店で水出しアイスコーヒーをいただきます。
ダブルウォールのグラスが使われています。
コースターもテーブルも濡れなくていいいですね。
ところでもう四年乗っている PRIUS ですが、期待外れだったのは音です。
アンプを追加するとかスピーカーユニットを交換することも考えたのですが、ドアのスピーカーは交換しないように(エアバッグの動作に影響する)と言われていましたので替えるとすればトゥイーターなのですが、結構お高いですしあまり手を加えるのは気が進まないので実行せず内臓のイコライザーで調整してお茶を濁していました。
でもだんだん音楽を聴くことが少なくなりニュース用に成り下がっていました。
今回 Amazon でたまたま見つけたユニットが手頃な価格で評価も良かったので取り寄せてみました。
まだ半信半疑です。
この部分は先行発売されていた音質改善パーツらしいです。
それを取り付けている場合は外すようにと指示があります。
コネクタです。
グリルが貼り付けてあってユニットはよく見えません。
まずこのピラーのカバーを外します。
上を押すと隙間ができるのでここに指かドライバーなどを差し込んで下側を外します。
こういうパーツで繋がれていますのでここの部分を捻って外します。
ボディ側とはここで繋がれています。
これは外しておきます。
外さないとカバーを取り付けるのが厄介なのです。
カバーが外れたところです。
丸められているのはエアバッグでしょう。
次にスピーカーグリルを外します。
ピラーのカバーを外さないとこれが外せません。
純正のスピーカーユニットです。
このように接続されています。
この真ん中あたりの突起を押して取り外します。
スパナでも外せますが、ラチェット式のボックスレンチが便利です。
上のフロントガラスとの間にあまり距離がありません。
柄が短いプラスドライバーでもできなくはありません。
新しいユニットを取り付けました。
取り外したユニットです。
期待をもってとりあえず iPhone に入っていた さだまさし の『帰郷』を再生してみると、まるで違います。
出るべき高域がきちんと再生されて、スタジオの空間や距離、高さの感じがようやく再現されました。
ギターの弦を擦る音やドラムの高周波成分がきちんと聞こえるので生々しさが得られます。
これはいいですね。
嬉しくなってしまったので千葉そごうの山野楽器で、以前気になっていたウィーン・フィルをジョン・ウィリアムズが振った CD(今日発売)を買って再生しながら帰りました。
MQA-CD なので元々音は良いのですが、PRIUS のオーディオはそれには対応していないので通常の CD フォーマットの再生です。
いやこれはたまりませんね。
中低域はドアスピーカーの担当領域なので厚みに乏しいですが、それでも今までとは別ものになりました。
これから追々イコライザーも調整していこうと思います。
お盆なので明日の朝の更新はお休みするかもしれません。
MQA-CD [オーディオ]
CD も登場してからずいぶんな年数が経ちましたが、今になってみると音質的な不満もずいぶん指摘されていろいろな方式の高音質 CD が登場しています。
ご存知の方も多いと思いますが CD の サンプリング周波数 44.1kHz、量子化ビット数 16bit という規格は SONY と PHILIPS が決めたもので、当初 PHILIPS は 14bit を主張したそうですが SONY が 16bit を譲らなかったそうです。
44.1kHzというのは 20kHz までを収めるために必要なサンプリング周波数ですのでこの点は一致していたようです。
それがそれでは足りないとして 96kHz, 192kHz とだんだん上がっていき、32bit, 64bit とエスカレートしていき、やがて DSD(Direct Stream Digital)も登場します。
録音のハイサンプリング化の他に素材の改良も行われ通常のポリカーボネートの光学的特性を向上させたものや蒸着をアルミから金にしてみたりピットの成形の精度を上げたりして読み取り精度を上げる努力もなされます。
今は見られませんが CDレコーダーで記録のスピードを規格の上限まで上げて収録時間を短くしてまで読み取りの精度を上げようという試みもなされました。
読み取りの精度がどう問題になるかというと CD は音飛び対策などのために一旦読み取った信号をバッファーに溜めてから処理して送り出しています。このとき読取エラーなども補完処理しますが、読み取り精度が悪と補完処理が多くなり、結果として音質が劣化するのです。
サンプリング周波数に関して言えば人間の可聴帯域は 20Hz~20kHz ですからその倍以上の 44.1kHz で記録すればもれなく収められるはずなのです。
一応補足しますが、 44.1kHz でサンプリングするということは 1秒間に 44,100回区切って値(音の波の位置)を取り出すことになりますが、音の波は 0から上がって頂点(+1)まで上がり、また 0 を通って底(-1)に至り、また 0 まで戻る、そこまでが一つの波ですから一秒間に最低でも二回サンプリングしないと波が記録できないのです。
この例で記録できる波(周波数)は 1Hz。
20kHz を記録するためには最低でも 40,000回以上切り取らなければいけないわけです。
ご存知の通り人の耳は加齢に伴い高音が聞き取りにくくなり、若い人でも実際は単独で鳴らされた 20kHz の音を聞き取ることはできません。
人生半分を生きた人なら 16kHz も怪しいものです。
しかし不思議なことに音楽を聴いた場合は 20kHz 以上の音をカットされたものとそうでないものは違いを聞き分けることができるのです。
不思議なことですが、私見では倍音の乗り方の違いによる音色の違いとして聴いているのではないかと思います。
そんな中最近登場したこの CD は全く新しい記録方式を採用したもので、 SACD(Super Audio CD)と同じように専用の再生機器が必要です。
クリスタル・ディスクというのはガラスを使ったディスクのことです。
クラシックの名盤とジャズ、POPS の名盤が限定で発売され、それぞれ聴きどころを収めたサンプラーが出ています。
MQA-CD の解説や盤についてはメーカーサイトをご覧ください。
このサンプラーにはあの「枯葉」が収められているので、オススメです。
通常 CD との二枚組ですからリマスターされた音源を通常の規格で楽しむこともできますし、将来対応機器で違いを確かめることもできます。
千葉そごうの山野楽器ではデモを再生していました。
控えめな音でしたが上下左右の広がりが感じられる音で、無理に作ったようでないその音にはとても惹かれるものがありました。
オーディオ機器は楽器以上にきりがありませんのでここで使われた機器は特別高価なものとは言えませんが、普通に楽しむには十分なものと思えました。
最近カセットテープもレコードプレーヤーも復権しているようですが、カセットテープは音質には限界がありますがレコードは良いプレーヤーシステムと最新のアンプ、スピーカーがあれば私が最初に手にしたシステム以上の音が聴けるかもしれません。
Mac や PC で聴くにはコンバーターを使えばとりあえずヘッドホンで聴くことができます。
今回限定発売とされているのがちょっと気になりますが、ここでリリースされたタイトルはそれぞれのジャンルで名盤とされているものだろうと思いますので既に持っているものでも買っておいても損はないと思います。
It's a SONY [オーディオ]
先日外で音楽を聴くときはワイヤレスを使うことにしたと記事にしたのですが、使っているとどうにも音質に不満が出てきました。
そこでワイヤレスではないですが以前よく使った SONIY のモニタータイプのイヤホンを使ってみましたが、全く格が違うとしか言いようのないほどの違いで、驚いてしまいました。
だいたい音場感がまるで違います。
奥行きはもっと欲しいなと思わないでもないですが、立派な再生音です。
Lightning 端子への変換アダプターを買わなければと思ったのですが、なんのことはない iPhone X に付属していました。
実はその前に Yカメラで最新のワイヤレスタイプの主なものを試聴したのですが、どれも買いたいと思えるようなものではなかったのです。
現在はノイズキャンセリングタイプが主流のようですが、私は外の音が聞こえないものは使おうと思いません。
室内で集中して聴くためには良いと思いますが。
主要なメーカーのものを試聴しても iPhone X に保存した最新の録音を満足に聴かせてくれるものはありませんでした。
最近出てきた聞いたこともないようなメーカーのものは聴く気も起こりません。
わずかに SONY のこの商品がいくつかのポイントでまずまずかなと思えました。
使用したのはゲーベルの最新録音ですが、この録音についてはまたいつか取り上げることがあると思いますが、実に新鮮で驚きの多い録音です。
特徴の一つは小節の頭を異例なほど強調することですが、 SONY のこの機種以外はそれが全然再現できていないのです。
一体どういうことでしょう?
楽器の音色やバランスなど求めるポイントはいくつもありますが、試聴したほとんど全ての機種はその点で合格点に達しませんでした。
もっとも、インナーイヤータイプはイヤーパッドがフィットするかどうかで随分違ってしまうので厳密な比較とは言えないのですが。
そもそもワイヤレスタイプは変換というプロセスが間に入ってしまいますし、ノイズキャンセルの処理を加えればプロセスはさらに複雑になります。
音質にとって良いことは何もありません。
ただ、SONY の機種には専用のアプリがあって音場やイコライザーを変更することがきるのですが、やっぱり素の音が良くなくてはいけないと思います。
さてそれやこれやでいろいろ考えているうちに以前から気になっていたヘッドホンを使ってみようと思うようになりました。
SONY のプロ用スタジオモニター MDR-CD900ST です。
ハイレゾ対応ではありませんが、現在でもプロの現場ではこれが使われています。
ハイレゾ対応機は今人気ですが、本当にその良さを活かせているのかなと疑問に思うのです。
アプリのコントローラーのように音質が良いように聴かせることは可能なのです。
インナーイヤータイプもイヤホンとしては異例なほど大きなドライバーを使っているだけあって妙に強調したような低音でなくオーケストラも自然に聴けるのですが、こちらはさらに別格です。
プラグは標準プラグで、金メッキなどの処理は施されていません。
変換プラグを用意します。
内部はこうです。
イヤーパッドはとても良い感触です。
プロ用なのでパッケージは簡素で保証はありません。
しかしやっぱりこれです。
お値段は想像するほど高くはありません。
プラグをミニプラグに変換したものを売っている業者がありますが、こちらを買って変換プラグを使った方が無難です。
ヘッドホンにもコードリール [オーディオ]
画期的なスピーカー:THERMOS [オーディオ]
サーモス Bluetooth対応真空ワイヤレスポータブルスピーカー(ブラック)ステレオVECLOS(ヴェクロス) SSA-40S-BK
- 出版社/メーカー: サーモス
- メディア: エレクトロニクス
Hi-Res Audio Player [オーディオ]
ハイビット、ハイサンプリング [オーディオ]
昨日取り上げましたハイレゾで聴くアナログ録音ですが、人の耳は一般的に 20Hz - 20,000Hz の範囲しか聴くことはできないので、本来はサンプリング周波数を上げても違いが聴き取れるはずはないのですが、実際に聴いてみると、歌い手とマイクの距離、バックとの距離感、といった音場感が確かに違うのです。
そのほかにもスクラッチノイズの音質、そして歌い手の細かなヴィブラートがはっきりと違って聴こえるのです。
それは多分位相などがより正確に再現されることによるのではないかと思いますが、なぜこんなにも違うのかは説明することができません。
大部分の方はハイレゾ(High-Resolution Audio)についてはある程度わかっていらっしゃると思いますが、CD の当初の規格と比較してみます。
CD の規格を決めたのは SONY と PHILIPS でしたが、当初 PHILIPS は量子化ビット数は 14bit で十分と主張しましたが SONY は 16dit を主張し、それが規格となりました。
当時としては 16bit はオーバースペックと考えられていて、家庭用の PCMプロセッサーとして発売された PCM-1 PCM-F1 も基本は 14bit で、16bit も選択できる、という仕様でした。
※ ’16.3.5 追記
PCM-1 は据置型で 13bit。圧縮技術により 14bit 相当、ダイナミックレンジ 85dB。
PCM-F1 はバッテリー駆動のポータブルタイプ。
サンプリング周波数は 44.056kHz。
サンプリング周波数44.1kHzは、一見するとキリの悪い意味のない周波数に見えるが、これはPCMプロセッサーに由来する。すなわちテレビとその映像信号の水平同期周波数15.75kHzの 3×(14/15)倍である。1水平走査内に6標本(ステレオ各チャンネル3標本ずつ)をビデオ信号の形に変調して記録する。PCMプロセッサーで利用したVTRでは、垂直帰線区間をヘリカルスキャン方式の回転ヘッドの切替えタイミングとしており記録に使えないため、その付近の各フィールド毎17.5本(総走査線数の1/15)の走査線の部分を使っていない。
ただし、カラーテレビ放送のNTSCの水平同期周波数は(約)15.734 kHzで、VTRには15.734 kHzのものと15.75 kHzのものが混在していたため、サンプリング周波数も44.056 kHzと44.1 kHzが混在していた時期があった。
(Wikipedia)
今では 16bit でも不足と言われていて、ハイレゾなどのハイビットの録音が受け入れられています。
量子化ビット数を増やしていくと同じ波の高さを表すためのその段階が多くなり、方眼紙で言えば 1mm の目盛りが 0.5mm、0.1mm という具合にだんだん細かくなることを意味します。
デジタルの画像と同じで、目盛りが細かい方が精細であるのは当然のことです。
またサンプリング周波数については 20kHz まで録音するためには 44.1kHz が必要とされ、それが規格となっています。
基本的なことですが、サンプリング周波数 44,100Hz というのは1秒間を 44,100にスライスするということで、単純計算では 22,050Hz が記録できることになります。
音の波は単純な正弦波を例にとれば 0 から + に振れて減衰して 0 に戻り、次に - に振れてまた 0 に戻るという一つのサイクルが基本になっていて、1秒間にこれを 20,000回繰り返すのが 20kHz の音です。
これをデジタルで記録するためには + と - それぞれの状態(高さ)を表すことができなければなりませんから、最低でも 40,000回切り取ることが必要です。
なのでサンプリング周波数 48kHz であれば 24kHz まで、 96kHz であれば 48kHz の音まで記録できることになりますが、確かにこんなに高い周波数の音は人の耳では捉えることができないはずです。
+ と - を説明に使いましたが、スピーカーの振動板の動きを例にとれば振動板が + の時は前に出て、 - の時は引っ込み、音がなくなれば中央で止まります。
デジタルでは + はなく、全て - 側で表現されます。
最大レベルが 0dB というのはそういう意味で、これを超えるレベル(音量レベル)は記録することができません。量子化ビット数を増やすということは音の大きさのレベルの違いをきめ細かく表すことができるということでもありますし、ごく小さな音もはっきりと記録できるということでもあります。
余談になりますが、オーディオにおけるパワーアンプの動作には A級とか B級、AB級というものがありますが、A級の方が音は良いものの消費電力が大きいです。
オーディオ信号を扱う素子は入力信号が - から + に変化ればその通りに増幅するように思えるかもしれませんが、+ と - の境目付近では信号を直線的に扱うことができず、いわば波形が鈍ってしまいます。
直線を直線として出力できないわけで、これをリニアリティが悪い、と言います。
A級のアンプというのは常に電流を流しておいて、常時 + の領域で信号を扱うようにしたものです。
こうすれば境目の領域を使うことがないので音質が良くなりますが、信号がない時でも電流を流しているので消費電力も発熱も大きくなります。
ビット数やサンプリング周波数を上げればデータ量は飛躍的に増加するので、今でこそハイレゾのデータを扱うことができますが、当時の機器の性能からすれば 44.1kHz、16bit としたのはぎりぎりの性能を追求したものと言えるのかもしれません。
人の耳は音叉の音のような純粋な音は確かに 20kHz 以上は聴き取ることはできませんが、音が変化する時は変化したということは感じ取れます。
また、波形が音色の変化となって現れる時にはそれも感じ取ることができます。
人の感覚はとても不思議です。
アナログレコードをハイレゾ化して聴く [オーディオ]
当時カセットテープも勢いがあって、この録音は LP レコードだけでなくメタルテープでもリリースされたのでした。
私は両方手に入れ、レコードは手をつけずに保管し、カセットテープを聴いていました。
ぞれから随分時が経って、ある時カセットを久しぶりに聴こうとしましたら、どういうわけか伸びてしまった部分があって、まともに通して聴くことはできなくなってしまっていました。
先日ふと思い出してまた聴いてみたくなったのですが、今は座ってじっくりとアナログレコードを聴く環境はなくなってしまいました。
そこで思いついてネットオークションでレコードを入手し、 CD に焼いてくれる業者さんに依頼することにしました。
依頼したのは ADC System という業者さんですが、HP でサービス内容をチェックしてみるときちんとした業者さんでしっかりとした仕事をしてくれるように思えました。
http://www.adcsystem.net/adcs.htm
使用する機材や依頼する内容によって料金も異なりますが、途中経過もその都度連絡があり、作業途中の様子も実際の画像や mp3 のファイルで確認することができます。
今回依頼したコースでは 192kHz/48bit のハイレゾ音源も DVD に保存してもらえました。
CD は一曲づつ分割され、市販の CD のように曲目も記録されてます。
ハイレゾで聴こうと思っていたわけではなく、CD ができれば満足だったのですが、出来上がった CD を取り込んで iPad で聴いてみるとスクラッチノイズはあるもののデジタル化は良好な仕上がりで、しばらくの間は何度も繰り返して聴きました。
iPad はハイレゾのファイルには対応していないのですが、せっかくなのでハイレゾ音源も聴いてみようと思い、PHA-1 を通して iMacで聴こうとしました。
しかしまた PHA-1 が不調で、いろいろやってみても再生できません。
仕方がないので程度の良い PHA-2 を入手して繋いでみますと無事に再生されます。
PHA-1 は 96kHz/24bit が最高でしたが、PHA-2 では192kHz まで対応しています。
これで聴くと当時の記憶が鮮やかに蘇って感激したのですが、ハイレゾを再生するには SONY のアプリケーションが必要と説明書にあったのでダウンロードして聴いてみました。
いやこれは素晴らしいですね。
デジタルの音でなく当時のアナログレコードの音が蘇る思いです。
ハイレゾ対応のウォークマンでも買ってみようかと思い始めています。