kaorimo Cleaning Rod [楽器]
Aihara Flute の一部門である kaorimo ではジュエリークラウンの他にオリジナル商品を開発しているそうで、このクリーニングロッドもその一つです。
クリーニングロッドやそれに類するものは私もかなり多く試していますが、これはなかなか良さそうだと思えました。
先端のクロスを通す部分に工夫があります。
先端が平らになっていて、クロスを巻きつけるとちょうど反射板の直径と同じくらいになります。
反射板の位置を確認するゲージもここにあります。
先端は十字の形に突き出たようになっています。
多分滑り止めでしょう。
このようにクロスを差し込むのは普通のものと同じですが、表面がざらざらしているのでややスムーズではありません。
一回巻き付けます。
太くすると奥まで入れられません。
こんな感じです。
ゲージの位置は正確です。
かなり吹き込んだ状態で使ってみます。
一回で大部分拭き取れましたが、使うクロスの吸水力によってはもっと残ってしまうかもしれません。
反射板と頭部管の接点もきれいに拭き取れているように見えます。
そういう場合はクロスの別の端を巻き直してもう一度拭けばほぼきれいになります。
クロスを別途用意する必要はありますが、多くの人はここで使った YAMAHA のインナークロスやガーゼのようなものを使っているでしょうから、クリーニングロッド本体だけを買えばよくて汎用のクロスが使えてお値段もそれほど高くないのであれば良いのではないでしょうか。
反射板の隅は拭きにくいのですが、先ごろ新発売された muramatsu の「す和ぶ」も割とよく考えられていた商品でした。
お手入れは大事です。