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子雷(Zilei)オカリナの細部 [楽器]


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千葉市中央区では街路樹の辛夷がもう咲いていて早いものは終わりかけていました。

 



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先日迎えた新しいトリプルオカリナの練習を進めています。

 



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ひとまずデモ演奏に感心した Lemon を。

中原さん演奏バージョンの譜面もほぼできています。




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持ちやすいかと言われるとややそうでもないのですが、これな慣れるしかありません。

上面はほぼフラットです。




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裏面もそうです。

裏面は少し膨らみがあった方がいいように思います。

 



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左手は一種類、右手が三種類の音孔です。

 

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特徴的なのは左手です。

第一管と第二管の両方を一度に押さえるようになっています。




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このように左右に分かれています。




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運指表は独特で、音名でなく数字で書かれています。

 



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半音は音によって異なります。




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音孔でない穴も開けられているようです。




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これは運指表に記載がありません。




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音程調整用らしいのですが、第三管に繋がっているようです。




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この長さで壁に当たります。




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この穴も第三管ですが、やはり常時開いていることになります。

 



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これはストラップなどを通すための穴のようです。

 

少し慣れてきましたが、最低音の B、B♭、A が同じ運指というのはなかなか難しいですね。

息の強さで音程を取るということのようです。

でも Lemon ではB♭が出てきますので頑張って練習します。

 

この楽器の音の魅力は中音と高音ですね。

オカリナハウスさんの子雷オカリナの複数管のページにある(YouTube にもある)中原さんの演奏を聴いていただければ感じていただけるのではないかと思います。

 

最高音域の A以上は発音も音程も難しいですが、それを除いても3オクターブに少し足りない程度の音域があるわけなのでとても自由です。

編曲せずに演奏できる曲がいくらでもあります。

 

子雷オカリナのシングル管も良い楽器らしいですが、この楽器を使いこなすことができればシングル管はなくても良いのです。

第二管はシングル巻でいえば SC なわけですから、一般的には鳥の囀りのような軽やかで明るくよく通る音色を持っているわけですが、この楽器の第二管は密度の高い充実した強い響きを持っています。

第三管はさらにその上のオクターブですから、通常はそこまで使うことは多くはないでしょう。

むしろ下の音域がもっと必要になるあるいは楽に発音できればと思うことがあるわけですので将来的にはこの下の音域の AF か AG があればいいのではないかと考えています。

そう考える人は私だけではないようでオカリナハウスさんでは AF は在庫切れになっています。

 

まあお値段がかなり高くなりますが。




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明日の朝は曇りの予報です。

もし雨でしたら更新はお休みします。




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