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3月の企画展:gallery ten [アート]

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恒例の企画展です。

今回は広角レンズが入院したためマクロだけで撮っています。




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中田篤さん

 

三重県伊勢市で作陶されている中田篤さん。

テンでは3回めの企画展です。

 

富山県氷見市ご出身。

大阪芸術大学で映像を専攻。

 

中田さんの作品は、ひとめ見ただけで彼のものとわかります。

土のパッチワークのようなディテールに自然な歪みやおもしろいフォルムの器は、まるでオブジェのよう。

瑞々しい感性が成す手の仕事には、ひとつひとつチカラがあり、

癒されるというよりは、グイグイと私たちの胸をわしづかみにしてくるような気がします。

 

中田さんは、機械でやらされている感じがするからロクロが好きではないと言います。

たたら(板状にした粘土)を切り取り、パッチワークのように貼り重ねていく。

漆を塗ってから釉薬や色絵具を塗る。

小さな刻印を無造作かつ意図的に押す。

・・・

とにかく、手をかけ、ひとつのオブジェを作っていくかのように。

そんな魅力絶大の中田作品の出会いを楽しんでいただきたいと思います。

(gallery ten)





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kakapo

 

都内でテキスタイルデザインをされているカネイチヨウコさん。

テンでは2回めの企画展です。

 

兵庫県姫路市ご出身。

京都市芸大の工芸科で染色を専攻。

京都芸大では当時ファイバーアートが全盛時代の先生がたによる、

アーティスティックな授業カリキュラムが中心だったそうです。

じっくり生地づくりについて学びたいと、沖縄芸大・大学院に進まれました。

世界中でテキスタイルの展覧会をされている“NUNO”ブランドで、3年間、企画のお仕事を。

その後独立し、今年でちょうど10年。

 

染め、刺繍、織など、ユニークで美しいテキスタイル。

それらの生地で作られたシャツ、ワンピース、スカート、Tシャツ、ストール、バッグ、生地・・・

ヨウコさんの身に着けるだけで気分がよくなりテンションがアップします。

(gallery ten)




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なんともいえない独特の造形と色彩です。




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ファンが多く、初日には県外からもお客様がお見えになったそうです。




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婦人物が主体かと思いましたが、サイズも複数あるので限定してはいないとのことでした。




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今回は器をいくつかいただきました。





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