いいんですけどね [違うだろ]
5月4日は Star Wars の日 [違うだろ]
普段見る事がないものを見るとおやと思う事があります。
こちらはいつもの病院から発行されたいわゆる紹介状です。
疾患といえば疾患ですが、処置をした方が良いという判断で以前入院した病院に行くことになりました。
日帰りですが、腫れが引くのに一週間くらいはかかるそうです。
美容整形ではありません。
健康保険も使えて医療保険からも給付金がもらえます。
さてこの封筒の表に書かれた「御侍史」ですが、医療関係者だけで使われている表現だそうで組織宛の「御中」と同じようなものです。
「おんじし」と読むのが正しいようですが、「ごじし」「おんたいし」などと発音されることもあるようです。
「おんたいし」は多分「御待史」と表記しているようです。
学校の先生にはそういう表現は使わないと思いますが、お医者さんは知的レベルも社会的地位も高いので「先生」という尊称がついているのにさらに付け足されているわけです。
特に製薬会社などから先生宛に作成する文書などでは当たり前のように使われているようです。
「侍」は「はべる」で、お付きの人とか秘書とかを指す表現だそうですが、
直接お送りするのは畏れ多いので秘書の方に宛ててお送りします
よろしくお取次くださいますようお願いいたします
というような意味合いであるようです。
なので「待」ではなくて「侍」が正しいでしょう。
さて最近読んだ福岡伸一さんの本にこんな箇所がありました。
ファンの間では五月の四番目の日はスター・ウォーズ・デイなのだそうです。
May the force be with you.
force と fourth の発音が近いからですね。
これは有名なセリフなのですが、日本語の「フォースと共にあらんことを」は原文通りでなくニュアンスが変えられています。
分解すると
may the force
フォースが〇〇でありますように
be with you
あなたと共にある
つなげると
フォースがあなたと共にありますように
→ フォースが共にあらんことを
ですが聴き慣れた日本語表現では
フォースと共に(あなたが)あらんことを
です。
少し理屈っぽくなりますがこれだと
(大いなる力である)フォースのそばに常に居るように
→フォースのそばを離れないように
となってしまって、やっぱりニュアンスが違うなあと思うのであります。
この本では巻末の阿川さんとの対談で『アリとキリギリス』に話が及びますが、福岡さんは「まったくもってアリとキリギリスの本質をわかっていない」とおっしゃっていますが、イソップ物語のオリジナルのギリシャ語版ではキリギリスでなくてセミであったものが変更された(ヨーロッパでは馴染みがないから)という説にまでは言及がないのでおそらくご存知ではないのかなと思います。
興味深いのはそのことだではなくて阿川さんが「あ、セミと同じ?」とおっしゃっていることで、これはまことに鋭いと舌を巻きました。
そのセミを擬人化して描いた絵画などについては以前取り上げましたので宜しかったらご覧になってみてください。
要求? [違うだろ]
たまに立ち寄るコンビニでこんな手書きの表示を見ました。
なんか変だなあと思いました。
多分日本人のスタッフが書いたのでしょうね。
Request で始まってますけどねぇ。
歌のリクエストじゃないですから、かなり強い表現ですね。
しかも主語がない。
あえてこれを活かすとすれば We でしょうね。
調べてみると「着ける」をいう場合は put on か wear です。
put on は着けるという動作を表し、着けている状態を表す場合は wear を使うようです。
お店でお客さんにお願いするので、まず please でしょうね。
Please wear a mask.
もうちょっときちんとした表現にするなら
Please wear a surgical mask in this store.
さらに丁寧にするなら
Please make sure to wear a surgical mask in this store.
まあ、着けないと感染の危険があるのでお願いじゃなく半強制というのでしたら
Wear a surgical mask in this store.
といったところでしょうか。
明日は雨の予報なので多分朝の更新はお休みすることになると思います。
ダウンは水鳥の羽毛 [違うだろ]
千葉市美術館で休憩することが増えました。
と言っても鑑賞ではなくてカフェですが。
窓に何か張ってあるなと思ったらメニューでした。
外向きなので通る人に見てもらいたいのでしょう。
反転してみました。
空中に浮かぶメニュー、ちょっと面白いです。
近くに郵便局があるのでお年玉付年賀はがきで当たった切手シートをもらってきました。
今年はこれだけです。
コンビニに立ち寄りましたら買ってみてもいいかなと思えるものが売っていたのですが、よくよく見ると表示に問題があります。
ダウンジャケットとありますが、素材の表示を確認すると中綿はポリエステルとだけ書かれていますのでダウンは使われていません。
宝島社の出版物ですが、大いに問題ですね。
ダウンの意味を知らないとは思えないのですが。
名の知られた出版社がこういうことでいいのでしょうか?
どんぶりぶり? [違うだろ]
変なものがたまったのでアップします。
某飲食店です。
「丼」一字で「どんぶり」と読むんですけどね。
これじゃ「どんぶりぶり」。
他県ナンバーの車が非難されるという話はネットで目にすることがありますね。
しかしこの車は千葉ナンバーで千葉を走ってるんですよね。
この場所では他府県ナンバーではないですね。
そして他府県に行った時は「地元」ってどこなんでしょうね。
どこの住民なんでしょう?
“FARST” ですよ。
first なら”一番”ですし、 fast なら速い(形容詞。動詞なら“断食する”、名詞なら“断食”)ですがねえ。
このステッカー、自分で作ったんでしょうか?
明日は母の通院の日なので朝の更新はお休みします。
皇帝ダリアが咲いたようです。
街で見かけたもの [違うだろ]
いたずらなのか隠しているのかはわかりませんが、警察に見つかると注意されるかもしれません。
こちらは某ファーストフードの店内ですが、なまっているわけではなくて多分入力ミスですね。
de と入力すべきところ da と入力しているのでしょうが、これは多分外国語の堪能な人で、例えば day, danger など da を “エ” と発音する単語が少なくないからだろうと思います。
「設置中」という表現にはちょっと違和感を覚えますね。
今まさに設置工事をしているところというのならいいですが、そうではないでしょう。
in Operation とありますので
稼働中
あるいは
動作中
の方がいいでしょう。
こちらは自動販売機に貼られていたものですが、一見何もおかしいところはないように思えます。
しかしモデルさんが手にしているグラスの中を見ると、飲み物の上端が傾いています。
多分モデルさんが持って撮影したのではなくて合成したのでしょうね。
気がつくと不自然に思えてしまいます。
偽物?じゃないらしいが [違うだろ]
暑かったですね。
途中俄雨もありましたが、半袖で過ごしました。
雨のせいか蒸し暑かったですが、夕方には気温は下がりました。
今回は全て iPhoneX での撮影です。
いつも通る場所で、以前は哀れな様子のポルシェがあったところですが、業者が変わったようです。
https://music-1000.blog.ss-blog.jp/2018-09-17
USE CARS ってどういう意味なんでしょう?
使ってくれというのでしょうか?
these cars でもないですからこれらの商品を買ってくれというのでもなさそうです。
こちらは某ホームセンターの植物売場ですが、デルモンテの苗なら良さそうです。
以前カゴメもトマトの苗のプレゼントを行ったことがありましたね。
ところが商品一つ一つに立てられた札を見るとおかしなことに気がつきます。
e が抜けています。
生産している会社はきちんとした会社のようなので C国などの怪しげな商品ではないようです。
そうだとすればどうしてこんなものが流通しているのでしょう?
帰宅してから通販の商品を検索してみますと、同じものが売られています。
左上に表示されているロゴは正しいですね。
ところが同じゴーヤでも種類の異なるものは正しいロゴが表示されています。
不思議ですね。
そろそろ給油しなければならないのですが、このところ暖房も使わないので燃費が好調です。
普段エコモードで走っていますが、以前ノーマルモードになっているのを気づかずに走っていましたら結構燃費は違いました。
何かの拍子に切り替えてしまったらしく、冬で暖房を使うこともあって随分違いました。
もう少し積んだ荷物を下ろせば 30km/L も狙えるかもしれません。
ギリギリ1000km くらい走れるかもしれません。
それは違う:日経新聞の文化欄 [違うだろ]
今日の日経新聞の朝刊の文化欄では
古今フルートの400年 全部吹く
時代ごと異なる音色、届ける
として有田正広さんが取り上げられていました。
トラヴェルソとモダンフルートの両方を使ってレコーディングしたことを紹介しているのですが、その中で明らかに誤りと思われる記述がありました。
以前取り上げられました秋山さんにもお聞きしたのですが、記事の文章は「筆者」が書いているわけではなく、担当の記者が書いています。
色々な分野の方々が登場していますが文章の質が揃っていて内容にも破綻がないので以前からそうではないかと思っていましたが、やはりそうなのでした。
18~19世紀のバロックフルートは(中略)円筒形になっている。そして徐々に管の形状は頭部から足部に向かって細くなる円すい形に近づき、金属製になった現代フルートも円すい形だ。
頭部管、足部管とせずに “頭部”、“足部” としている点もこの分野に疎い人が書いたなと思わせるのですが、末尾で現代のフルートが円錐形としてしまっているのはありえない誤りです。
円錐管というのはこんな感じですね。
新聞社には電話しておきました。
街で集めた事例 [違うだろ]
少しネタが溜まったのでまとめておきます。
満点?
¥ と 円、両方使うのは珍しいですね。
駅のショッッピング街の中にて。
タコは Octopus。
トヨタのカーナビなんですけどね。
バッグでしょ。
こちらは正しい例。
アイスコーヒーについては何回か取り上げてますが、ここでは正しく Iced Coffee と表記されていますね。
氷はもちろん Ice。
「アイスドリンク」はちょっと残念。
「コールドドリンク」としなければなりませんね。
説明の文章は正しいですが。
five ices.
氷を5個(入れる)。
“Iced cafe au lait” or “Iced cafe latte.”
ピリオドの位置は
latte”. だろうと思います。
さすがコーヒー専門の会社は正しい表記を使っていますね。
明日は車検です。
朝一番の予約なので朝の更新はお休みします。
汚染に取り組んではいけないのでは? [違うだろ]
マイクロプラスチックが環境汚染の象徴のように取り上げられることが多いですね。
レジ袋有料化に動いていますが、小売側ではあまり歓迎していないようです。
ショッピングバッグを決めてそれを使えば良いのでしょうが、持っていくのを忘れたり面倒になったりして一度使ったレジ袋を使おうとしたりということが容易に想像できます。
コンビニなどでもレジ袋の再使用は衛生面で問題があると言っています。
ところでそんな中 ファミリーレストランC ではこんなことを言っています。
汚染に取り組んではいけないのではないでしょうか?
海洋汚染防止、とか軽減、あるいは「海洋汚染対策」への取り組みではないでしょうか?
ファミリーレストランD ではこう表現しています。
「地球環境保護対策」。
ちょっと微妙な気もしますが、 C よりはまともですね。
ストローはもともと麦わらです。
本物の麦を使うことはできないものでしょうか?
それにしても改めて考えてみるとレジ袋やストロー以上に使われているプラスチックは食品のパッケージです。
アイスクリームは紙の容器が使われているものもありますが多くはプラスチックですしパンやお菓子や諸々は殆どがビニールなどの袋に入れられています。
不織布のようなものもありますが、これらもなんとかする取り組みも必要なのではないでしょうか?
自動販売機の横には必ずと言っていいほど空き缶やペットボトルを捨てるためのゴミ箱が用意されています。
販売者の責任なのでしょう。
コンビニには割り箸や紙などの燃えるもの用の箱もありますし、駅には雑誌や新聞用の箱もあります。
以前取り上げましたこちらのセブン・イレブンの二階のイートインコーナーにはプラスチックゴミ用の箱も置かれました。
コンビニに限らず他の販売店でもプラスチック類も回収できる箱を設置するべきではないでしょうか?
ドラッグストアで販売している薬の類はそうしたゴミがたくさん出ますし。
でもそうした対策はコスト増になりますので販売者は及び腰でしょう。
胃の中がビニールでいっぱいになって栄養を取れなくなって死んだと思われる海洋生物や鼻にストローが突き刺さってしまった亀などの衝撃的な映像でも出ないとなかなか腰を上げようとはしないでしょうね。