久しぶりに山野楽器でオカリナを [楽器]
日曜日は FUJIFILM Imaging Plaza に行ったので久しぶりに山野楽器に寄ってみることにしました。
目的はオカリナの試奏です。
TNG を試してみたかったのですが、在庫はありませんでした。
その代わりオカリナハウスでは扱いのないクレイトーン がありました。
まず愛用者の多いフォーカリンクです。
重いですね。
音色は悪くないですが形が私の手には合わないようで、速い曲などではやりにくそうだと感じました。
次にクレイトーン 。
演奏家の中原蘭さんが監修しているモデルがあるメーカーです。
メーカーサイトによれば全部をチェックしているわけではなくて forte というプロモデルだけとのことです。
在庫があったのは黒陶モデルの natural と思われる一本です。
やや小さく女性の手にちょうど良いサイズという印象です。
TNG と似た音色で少しハスキーな響きが乗っているという印象を持っていましたがその通りでした。
音色は明るく良い音ですが、遠鳴りする感じではないですね。
丸みが強いですが小さめなのでそれほど押さえづらくはありません。
吹きやすいので慣れれば使えるモデルだと思います。
アケタのソネットは小さいですが音孔の周りが盛り上がっているので慣れない人でも押さえやすいのが特徴です。
しかし私には小さすぎます。
音はアケタらしい丸みのある音です。
このアケタは新しいモデルの市松模様がペイントされたモデルです。
緑もあったそうですが売れてしまったとのことです。
アケタらしい音です。
個性的な楽器がたくさんある現在では少々物足りないと感じる方もあるかもしれませんが、素朴なオカリナらしい良い音です。
押さえやすさは私にはあっているという感じです。
丸みが強くない少し押しつぶしたような形が押さえやすいのです。
クレイトーンの他のモデルはないかと訊きましたら花がペイントされた楽器を出してくれました。
漆モデルとも釉薬モデルとも違うようですが、音は最初に吹いたものとはまるで違います。
大きさもやや大きく音孔も大きめでこれは違和感があります。
どれか一本を買わなければならないのでしたら最初の楽器を選びます(アケタは持っているので)が、今回は購入には至りませんでした。
以前掲載した正面の写真ですが、どうなっているのだろうと思いましたら左2/3のスペースは携帯電話の販売店でした。
ちょっと驚きですね。
右の狭い部分から入ります。
ところがエレベーターで一階に降りて出口に向かう(裏側へは出られないようでした)と、携帯電話の販売コーナーを通るのでした。
一階と二階は貸しているようです。
昨年9月ごろに改装が行われてからとのことでした。
このご時世ではやむを得ないのでしょうね。