2月の企画展:gallery ten [アート]
今月も企画展が行われている gallery ten です。
今回は
大塚淳子(バッグ・ヴィンテージ布)・kata kata(染) 2人展
です。
福岡のアンティーク店”UNTIDY”を営む大塚淳子さん。
丈夫で軽いチープな素材のビニールシートが、大塚さんの手にかかると、キュートなバッグになる。
テンでは何度も大塚バッグを展開していますが、確実にファンが増えてきています。
アフリカやアジアのヴィンテージの布とビニールの組み合わせもおもしろい。
ありそうでない、感度が高くてガンガン使える重宝モノ。
(gallery ten)
東京造形大学のテキスタイルデザイン科で同級生だった松永武さんと高井知絵さんの夫婦ユニット”kata kata”。
二人は大学2年生の時にすでに”kata kata”を結成、学祭でオリジナルの手ぬぐいを作って販売したところ、売れに売れた!
このことをきっかけに、型染めを仕事として生計を立てていくことを意識し始め、卒業後独立して14年が経過、今に至ります。
染めのモチーフは、日々の暮らしの中でピンときたものを作ってみる。
そのもののカタチを長い時間をかけてどんなふうにしようか考えながら頭の中で遊ぶ。
絵にウソがないよう図鑑などで生態を調べつつ生っぽくならないよう、自分たちの線になるようあれこれ発想してみる。
そこにストーリーがあるようにモチーフを組み立てる。
そのできた独創的な図案がなんともユニークで愛着がわくような温かみに満たされています。
思わず「カワイイ!」と口をついて出てしまいます。
今回、型染めだけではなくプリントの作品も展開。
後者は何でも描けるという自由度があり表現の幅も増えますが、
前者は型紙の図案がひとつながりになっていなければならない(切れてバラバラにならないよう)という制約があります。
でも、そんなルールの中で頭を使って作るのがかえって楽しいと言います。
型染めながら”型にはまらない”とでも言うのでしょうか。
お二人の染めの世界はパラダイスです!
(中略)
今回は、手ぬぐい、風呂敷、紙もの、プリント生地、器など
バリエーション豊かに登場。
(gallery ten)
緑のテープが貼ってあるのは最後の一枚という印で、欲しい方はご注文となります。
絵柄はプリントなのでお求めになりやすいお値段です。
風呂敷。
文庫本カバー。
ハンカチ。
kata kata さんのデザインはモロゾフのチョコレートのパッケージと商品の表面のデザインに採用されているそうです。
手拭いやエコバッグもありました。
風呂敷などは額装して楽しむこともできますね。