お盆の朝 [花、植物]
薄曇りなのでなんとか生きた心地がしますが、風がなく蒸し暑いです。
充電式の首にかけるファンが大活躍です。
タカサゴユリがあちこちで咲いています。
遅ればせながらノウゼンカズラがいくつか咲いています。
ブッドレアはそろそろ終わりです。
木槿もピークは過ぎました。
ノゲシでしょうか。
カラスウリが寝ています。
ニラは地味ですが結構可愛いです。
ルドベキア・タカオはまだ咲き誇っています。
カンナの色は暑いですね。
トゥイーターを交換する:PRIUS(50系) [オーディオ]
昨日より今日が暑くて明日はもっと暑いらしいです。
UCC の直営店で水出しアイスコーヒーをいただきます。
ダブルウォールのグラスが使われています。
コースターもテーブルも濡れなくていいいですね。
ところでもう四年乗っている PRIUS ですが、期待外れだったのは音です。
アンプを追加するとかスピーカーユニットを交換することも考えたのですが、ドアのスピーカーは交換しないように(エアバッグの動作に影響する)と言われていましたので替えるとすればトゥイーターなのですが、結構お高いですしあまり手を加えるのは気が進まないので実行せず内臓のイコライザーで調整してお茶を濁していました。
でもだんだん音楽を聴くことが少なくなりニュース用に成り下がっていました。
今回 Amazon でたまたま見つけたユニットが手頃な価格で評価も良かったので取り寄せてみました。
まだ半信半疑です。
この部分は先行発売されていた音質改善パーツらしいです。
それを取り付けている場合は外すようにと指示があります。
コネクタです。
グリルが貼り付けてあってユニットはよく見えません。
まずこのピラーのカバーを外します。
上を押すと隙間ができるのでここに指かドライバーなどを差し込んで下側を外します。
こういうパーツで繋がれていますのでここの部分を捻って外します。
ボディ側とはここで繋がれています。
これは外しておきます。
外さないとカバーを取り付けるのが厄介なのです。
カバーが外れたところです。
丸められているのはエアバッグでしょう。
次にスピーカーグリルを外します。
ピラーのカバーを外さないとこれが外せません。
純正のスピーカーユニットです。
このように接続されています。
この真ん中あたりの突起を押して取り外します。
スパナでも外せますが、ラチェット式のボックスレンチが便利です。
上のフロントガラスとの間にあまり距離がありません。
柄が短いプラスドライバーでもできなくはありません。
新しいユニットを取り付けました。
取り外したユニットです。
期待をもってとりあえず iPhone に入っていた さだまさし の『帰郷』を再生してみると、まるで違います。
出るべき高域がきちんと再生されて、スタジオの空間や距離、高さの感じがようやく再現されました。
ギターの弦を擦る音やドラムの高周波成分がきちんと聞こえるので生々しさが得られます。
これはいいですね。
嬉しくなってしまったので千葉そごうの山野楽器で、以前気になっていたウィーン・フィルをジョン・ウィリアムズが振った CD(今日発売)を買って再生しながら帰りました。
MQA-CD なので元々音は良いのですが、PRIUS のオーディオはそれには対応していないので通常の CD フォーマットの再生です。
いやこれはたまりませんね。
中低域はドアスピーカーの担当領域なので厚みに乏しいですが、それでも今までとは別ものになりました。
これから追々イコライザーも調整していこうと思います。
お盆なので明日の朝の更新はお休みするかもしれません。
『向田邦子 ベスト・エッセイ』 [本]
このところ読書量が増えましたが、先日書店で向田邦子さんのエッセイ集が新しく出たので久しぶりに読んでみようと思い手にしました。
やっぱりいいですね。
「父の詫び状」はいま読んでもとてもいいです。
以前触れましたが、だいぶ前に、脚本家として活躍されているある方の小説を読んだところとても酷くてそれ以来脚本家の書く作品には手を出しませんでした。
そもそも TVドラマ(映画もでしょうが)の脚本というのは役者が演じて初めて作品として完成するものなので並の才能の人がそういうものばかりたくさん書いたからと言って小説が書けるというものではないのです。
向田邦子さんは別格です。
今読んで印象に残った部分を少し引用します。
P.46 丁半
麻雀やトランプをしなくても、母にとっては、毎日が小さな博打だったのではないか。
見合い結婚。
海のものとも山のものとも判らない男と一緒に暮す。その男の子供を生む。
その男の母親に仕え、その人の死に水をとる。
どれを取っても大博打である。
今は五分五分かも知れないが、昔の女は肩をならべる男次第で、女の一生が定まってしまった。
新装版『霊長類ヒト科動物図鑑』
文春文庫(2014)
そうですよねぇ。
恋愛結婚が当然のような今はそんな風には考えられないでしょうね。
でもこのような時代は今ほどは離婚はなかったのではないかと思います。
そうあるべきと決めつけるわけではないのですが。
P.62 お辞儀
十年間に間違い電話を含めてユニークなものも多かったが、私が一番好きなのは初老と思われる婦人からの声であった。
「名前を名乗る程の者ではございません」
品のいい物静かな声が、恐縮し切った調子でつづく。
「どうも私、間違って掛けてしまったようでございますが。━━こういう場合、どうしたらよろしいんでございましょうか」
小さな溜息と間があって、
「失礼致しました。ごめん下さいませ」
静かに受話器を置く音が入っていた。
たしなみというのはこいうことかと思った。この人の姿かたちや着ている物、どういう家庭であろうかと電話の向うの人をあれこれ想像してみたりした。お辞儀の綺麗な人に違いないと思った。
新装版『父の詫び状』
文春文庫(2005)
昔紀尾井ホール誕生の物語を扱った本の中で触れられていた、あるお屋敷のお嬢さんのエピソードを思い出します。
その屋敷のご主人と話をしていると、お嬢さんが通りかかって
「今日は所用があって出かけなければならず、お相手できず申し訳ありません」と足を止めて挨拶されたというのです。
現代ではなかなか触れることができない機微ですね。
1981年(昭和56年)8月22日、航空機事故によって亡くなりました。
もうすぐ命日です。
バラたち@千葉市都市緑化植物園 [花、植物]
千葉市都市緑化植物園の続きです。
バラは一番の季節ではありませんが、見られるものはあります。
「ブラスバンド」
「ヘンリー・フォンダ」
「ジャルダン・ドゥ・フランス」
「アンジェラ」
「マダム・フィガロ」
「ローラ」
バラはここまでです。
ヒガンバナの仲間、ナツズイセンです。
なんとムラサキシキブです。
こんなに大きくなるんですね。
プルンバゴ。
別名ルリマツリです。
夏の植物@千葉市都市緑化植物園 [花、植物]
千葉市都市緑化植物園はしばらくぶりです。
ここは入園料も駐車料金も無料なのですが、やや地味なので人は多くありません。
屋外ですのでこのように暑い日はなおさらです。
ヤブミョウガらしいです。
葉はミョウガに似ていなくもないですが、花は全然違います。
ヤマホタルブクロ。
キツネノカミソリ。
ちょっと変な形の女郎花。
キョウカノコではなくてシモツケ。
ヨウシュヤマゴボウ。
フシグロセンノウという花です。多分。
アベリア「エドワード ゴーチャー」。
キョウチクトウは以前千葉市の花でした。
今は大賀ハスです。
こちらはよく見るアベリア。
これは不明です。
タチギボウシです。多分。
サンショウイバラです。
どこも暑い [自然・環境]
本当に暑くなりました。
どこか冷房の効いたところに逃げ込みたくなります。
この季節なくてはならないのがクーラーボックスです。
この発泡スチロールのタイプは見た目はどうということありませんが、性能は十分です。
これは実は冷たいものを保管するためだけでなく、例えばレンズなどを置いていかなければならない時にこの中に保管します。
冷房の効いたところとして先月リニューアルオープンした千葉市美術館に行ったのですが、駐車場がいっぱいでした。
駐車場は地下なのでこういう時は良いのです。
利用者は無料ですし、美術館の会員になっているので鑑賞もお金はかからないのです。
しかし、みんな同じことを考えるようです。
朝一番で行かねば。
仕方がないので千葉位都市緑化植物園に行ってみました。
冷房はないですが。
駐車場は空いていて、木の陰もありました。
先日買った帽子を早速活用です。
クロアゲハがひらひらと飛んでいました。
いつもはギンヤンマなどが多いのですが、立派なオニヤンマがいました。
建物の中に標本が展示されていました。
夜咲く花 [花、植物]
昨日の朝カラスウリの花に気づきました。
初めて気づいたのは去年でした。
もう一年経ったのですね。
泉自然公園でも見ました。
うまくたたむものですね。
咲く前はこんな風です。
きれいにたたまれています。
こちらは屁糞葛。
本当に不名誉な名前ですが、傷つけると納得するらしいです。
こちらはヤマホトトギス。
ヤマジノホトトギスととてもよく似ています。
こちらはシロバナヤブランと思われます。
昨日帰宅してから日が暮れるのを待って撮ってみました。
去年もやってみましたが、去年よりマシなライトを使っています。
どうやっても自然な写真にはなりません。
花火みたいですね。
チャドクガ注意 [花、植物]
昨日と同じような朝で、セミが鳴いています。
似ている花がいろいろありますが、ルドベキア・タカオという種類だと思います。
二色のカンナはいつも通りに咲いています。
ムラサキカッコウアザミという名前です。
ケイトウがだんだん賑やかになっています。
長く楽しませてくれました。
鬼灯が早くもこんな風になっています。
そばに露草がありました。
百日紅は高いところにしか花をつけません。
女郎花は本番です。
蜂の巣が落ちていました。
多分もう使われなくなったのでしょう。
ネットのニュースで今年は千葉県でチャドクガ(の幼虫)が大量発生したと報じていました。
茶の木や椿、山茶花などツバキ科の木を好みますが、我が家でも山茶花と侘助に例年にないほどいました。
この幼虫は目に見える毛の他に 0.1mm ほどの毒針を持ち、触らなくても風で飛んだりしますが、皮膚につくと厄介で強い痒みを引き起こします。
その毛は抜けにくい構造になっていて夏服なら繊維の間を通り抜け洗濯にも注意が必要です。
毛が刺さった場合はセロハンテープなどで引き剥がし、皮膚科を受診したほうが良いです。
そういうわけで駆除にも注意が必要で、殺虫剤で駆除しても毛は残るので処理に注意が必要です。
今年はひと月以上前に発生しましたが、昨日再度椿の葉の表面にいるのを発見しました。
キツネノカミソリ@泉自然公園 [花、植物]
一昨年だったか、泉自然公園のキツネノカミソリの群生を見ました。
ネットのニュースで見頃と紹介されていたので行ってみました。
駐車場の紫陽花の葉にいました。
カメラマンはほとんどいませんでした。
一番の見頃は過ぎていますね。
一週間くらい前が良かったっと思います。
また来年、ですね。