冬は鍋 [アート]
いつもの gallery ten です。
今回は鍋が主役です。
今日は、小川佳子さんの土鍋・耐熱器をご紹介します。
テンでは初の作家さんです。
小川さんは、大学では建築を専攻し、一級建築士としてお仕事をされていました。
今の工房が見つかった時に、以前からやっていた陶芸を本格的に始動し、
今ではやきものが主体となったそうです。
そのあたりの経緯はこちらをご覧ください。→☆
小川さんはいろんなタイプの器を制作されていますが、
今回は、土鍋をはじめとした耐熱器を展開しています。
シンプルで比較的軽く使い勝手が考えられた器です。
少し丸みのあるフォルムがあり、優しく温かい印象です。
小川さん曰く
「鍋・オーブン皿という枠を超えて、”火にもかけられる器”を意識」。
ペタライトを咥えた耐熱土を使用し、熱による膨張や収縮が最小限。
鍋としての使用はもちろん、
直火、オーブン、魚焼きグリル、トースターなどで使えます。
(gallery ten)
今日は、椎名勇さんの土鍋をご紹介します。
20年以上前、憧れの椎名さんの水牛土鍋をゲット。
大満足の愛用品を、テンで最初にご紹介したのが、
2009年2月でした。
以降、椎名さんの作品展は何度となく企画してきました。
前回に椎名さんについてご紹介した文章、
多少訂正しながらコピペしてお伝えいたします。
椎名勇さんは、栃木県・那須在住。
1968年 神奈川県川崎市生まれ
1992年 東京芸術大学工芸科陶芸専攻 卒業
1994年 同大学大学院陶芸専攻 終了
その後、日本伝統工芸展など、入選受賞多々。
一昨年、東京藝大で准教授着任。
獣形土鍋は不動の人気で、過去の展覧会でも多くのお客様に愛用されています。
水牛のカタチをしたフタの取っ手。
鍋内が沸騰すると水牛の鼻からシューっと蒸気が出るのが楽しい。
(gallery ten)
今日は、大谷哲也さんの土鍋をご紹介します。
ドラ鉢型の平鍋。
大谷さんの白くてプレーンな皿やボウルなどにも定評がありますが、
この平鍋も愛用されている方がたくさん。
ムダをそぎ落としたシンプルフォルムで、食卓にそのまま出しても絵になる美しさ。
直火、オーブン、電子レンジ、食洗器、全てOK。
直径いろいろ、深さも3種類、
直径の違うものであれば、入れ子にできてコンパクトに収納できます。
(gallery ten)
岩鉄鉄器(岩手)
長谷園(三重)
(ながたにえん。お茶漬けのもとは作っていません)
川名晶子さん(東京)
小川佳子さん
gallery ten でカフェをやっていた頃、ランチなどのご飯はこれで炊いていたそうです。
右のものはオーナーの Oさんのものですが、別途中蓋を注文したそうです。
今回は中蓋のある小型のものは完売だそうです。
Oさんがお持ちの Mook に掲載されています。
Oさんはこれを見て欲しくなったそうです。
20年ほど前の本だそうです。
今回は黒だけですが、Mook に掲載されていたこの色もあるそうです。
こういうものはモノクロで撮ると雰囲気がありますね。
馬酔木の季節、始まる [花、植物]
この時期らしい寒さです。
昨日は霜も見られませんでしたが、今朝は霜柱ができています。
日差しが暖かいので今日も暖かくなりそうです。
植物の表面はみんな霜です。
椿の葉の縁取りがきれいです。
水仙は下を向いています。
サザンカは少なくなりました。
黄房水仙は後が続いてきません。
リュウノヒゲに霜がついてアートです。
ヤブランの実がそのまま残っています。
霧が深いなと思ったらどこかでゴミを燃やしているようです。
禁止されているのですがねぇ。
トリミングです。
アケボノアセビは寒さに強いようです。
イチゴの葉にはいつものように装飾ができています。
椿の葉にきれいなものがありました。
北側の垣根はずいぶん冷えるようです。
やっと見つけた乙女椿は悪い虫にやられてしまっているようです。
馬酔木の開花がゆっくりと進んでいます。
日が差してきました。
侘助はまだ少し見られそうです。
ヘメロカリスがオブジェのようです。
種子はすっかりありません。
ここにも乙女椿がありました。
葉が虫にやられています。
だいぶ明るくなってきました。
霧だともう晴れているはずですが、煙なのでまだ漂っています。
今が一番寒い季節です。
もう少しの辛抱です。