タファネルの作品集 [CD]
松木さんの演奏会で P.タファネル の「アンダンテ・パストラルとスケルツェッティーノ」を久しぶりに聴いてまことにフルートらしい良い曲だなと再認識しましたので、楽譜と録音を探しました。
- アーティスト: 荒川洋,林光,江口玲,佐藤勝重,太田紗和子,浦壁信二,三輪郁,鷹羽弘晃,加藤昌則,寺嶋陸也,藤原亜美
- 出版社/メーカー: ベルウッドレコード
- 発売日: 2008/12/17
- メディア: CD
録音ではまだ聴いていなかった荒川洋さんのものがありました。
これは伴奏に曲毎に異なるピアニストを起用した事でも話題になりました。
Flute Music by French Composers
- 作者: Various
- 出版社/メーカー: G Schirmer Inc
- 発売日: 2002/07
- メディア: ペーパーバック
国内盤はもちろんありませんが、日本語の解説が付いていて、取り扱いは (株)マーキュリーですので、輸入盤を扱っているところなら取り寄せ可能だと思います。
- アーティスト: バイノン(エミリー),ドップラー,ベートーヴェン,ドビュッシー,武満徹,アンドリーセン,タファネル,タイユフェル,江崎昌子
- 出版社/メーカー: オクタヴィアレコード
- 発売日: 2001/01/24
- メディア: CD
エミリーさんも録音されていましたね。
まあ、演奏できるのはいつになるか分かりませんが、楽譜も買ってみようと思います。
フルート版 BWV1056 [CD]
以前取り上げましたバッハの「アリオーソ」ですが、楽譜を読みながら演奏も聴いてみようと思いました。
- アーティスト: ゴールウェイ(ジェームズ),バッハ,テレマン,ヴィヴァルディ,シュタミッツ,プリエール(アンドレ),ゴールウェイ,ザグレブ・ソロイスツ,カニンガム(サラ),モル(フィリップ),ニュー・アイリッシュ室内管弦楽団
- 出版社/メーカー: BMG JAPAN
- 発売日: 2003/09/25
- メディア: CD
- アーティスト: ゴールウェイ(ジェームズ),C.P.E.バッハ,ミーシャム(デヴィッド),タン(メルヴィン),キョンファ(チョン),イ・ソリスティ・ディ・ザグレブ,モル(フィリップ),プラウド(マルコム),ヨーロッパ室内管弦楽団,ウェルシュ(モレイ),ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団
- 出版社/メーカー: BMG JAPAN
- 発売日: 2007/09/26
- メディア: CD
録音は意外に少なくて Amazon で見つかるのはこれだけです。
楽譜がゴールウェイの編曲なのでゴールウェイを聴いてみます。
録音は 1976年。
ロンドンのキングスウェイ・ホールです。
ベルリン・フィルをやめた後ですね。
いやあ、すごい音ですね。
楽器はどれなのかは分かりませんが、ベルリン・フィル時代にクーパーさんに作ってもらった楽器がいたくお気に入りだったようですので、この録音でも使っているのかもしれません。
この録音ではピアノ伴奏ではなくて イ・ソリスティ・ディ・ザグレブ との共演で二楽章では弦のピツィカートとチェンバロの音色がきれいです。
モダンフルートによるバロックのお手本のような演奏ですね。
ずいぶん押しの強い演奏という印象もありますが、これがゴールウェイの個性なのでしょうね。
バッハ:Fl協奏曲集/B.1055,1056,カンタータ35番~1、2、5楽章,カンタータ209番~シンフォニア
- 出版社/メーカー: 蘭CBS
- 発売日: 1984/01/01
- メディア: LP Record
ランパルのはないかと思いましたら、ありました。
'84年、SONY によるデジタル録音で、楽譜はムンツリンゲル版だそうです。
ほかにランパル協会のものも。
http://books.rakuten.co.jp/rb/12128685/
こちらは 1954年〜1966年の録音を集めた3枚組ですが、たしか以前買ってあったはずですので探して聴いてみましょう。
新鮮な気持で聴く [CD]
千葉そごう 9F の滝の広場でヴァイオリニストのミニライヴがありました。
TSUKASA さんとおっしゃるそうで、あちこちで活躍されていらっしゃるそうですが、プロフィールや写真などは許可がいただけたら掲載します。
ロンドンデリーの歌以外は自作曲で、これがオリジナル(曲の)アルバムとしては最初のものだそうです。
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: TSCK
- 発売日: 2013/09/01
- メディア: CD
- 一般発売開始前だそうです。
Sakura Classics Tabidachi Selection
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: ユナイテッド・アジア エンタテインメント(ADI)
- 発売日: 2008/04/02
- メディア: CD
Sakura Classics White Selection
- アーティスト: Tsukasa
- 出版社/メーカー: Tsubasa Records
- 発売日: 2008/12/03
- メディア: CD
山野楽器に立ち寄ってみましたが、上の二枚は置いてないようでした。
並んでいる CD を見ているといくつか気になるものがありました。
http://www.mercury-coo.com/index.shtml
http://www.mercury-coo.com/search.cgi
イーヴォ・ポゴレリッチの弟だそうです。
以前ニュースか何かで視た記憶がありますが、自衛隊に歌で入隊した初の隊員だそうです。
次の二枚は少し試聴しました。
グラーフの CD は持っていないのですが、PJBE の『スイスの休日』というアルバムにピッコロで参加しています。
これは YAMAHA ホールでのライヴだそうですが、ワンポイントマイク使用で臨場感のある録音です。
マイスター・ミュージックの録音ですから音質も良いです。
しばらくぶり、いや耳を傾けるのは初めてかもしれませんが、良い音ですね。
音楽が流れています。
買ってみましょう。
ベスト盤ですが、フルート吹きにとっておなじみの曲が多く収められています。
カッチーニ(本当は別人)のアヴェ・マリアが収められているのは珍しいです。
こちらもマイスター・ミュージックです。
良い音ですね。
大切なのは音楽の流れと教えられていますが、これらの演奏を聴くと確かにそうだなと思います。
そして音が美しい事がとても大事だということ。
ただ延ばしているだけでもそれが美しければ耳に快いですね。
まだまだ磨かなければ、と思いを新たにしました。
1970年だった。 [CD]
大阪万博の年だったのですね。
シングル盤を買った事を憶えています。
その頃はお小遣いも多くはなく、LP なんて買えなかったのです。
当時の価格で二千円くらいだったでしょうか。
シングル盤も気軽に買える値段ではなかったですね。
あの頃 "Yesterday" や "Let It Be" も買いましたっけ。
"Let It Be" は映画も観に行きました。
DVD 付きのこの盤は 2011年に出ているようです。
DVD に収録されたドキュメンタリー番組は視ていませんが、何かの番組でピアノを担当したラリー・テクネルがレコーディング時のエピソードを披露していたのを視た記憶があります。
冒頭のピアノ、高校時代に暗譜していました。
もう忘れましたが。
Wikipedia にストリングスアレンジはジミー・ハスケルとあります。
さだまさし のアルバム『風見鶏』『私花集』(アンソロジィ)でその名を憶えました。
さだ さん自身は「檸檬」のアレンジは気に入らなかったようですが、ファンにはその方が人気があります。
映画『卒業』の DVD を視るとすっかり色あせています。
ダスティン・ホフマンが若いですね。
映画は 1967年。
46年。
そんなに永い時間。
私は何をしてきたのだろうとつい考えてしまう遠い昔の事です。
百年目の『春の祭典』 [CD]
初演のときの騒動が伝説になっていますが、それからもう百年経つのですね。
ブックレットによれば使用された版は 1947年版だそうです。
ラトルの録音は5回目で、ベルリン・フィルとは3回目です。
"ハルサイ" と言えばまず挙げられるのがブーレーズの盤ですが、初めて買ったのも旧録音の方でした。
- アーティスト: フェネル(フレデリック),ヘンデル,ホルスト,バッハ,クリーヴランド管弦楽団管楽セクション
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2004/05/26
- メディア: CD
ホルストの『吹奏楽のための組曲第一番』『第二番』の録音に使われたのもクリーヴランドの管楽セクションでした。
初演はピエール・モントゥーの指揮でパリ音楽院管弦楽団によって行われたと思います。
フルートはモイーズですね。
まだ聴いていませんが、Amazon で試聴する限りでは冒頭のファゴットからして耳を奪われるものがあります。
聴き始めると最後まで聴いてしまうので、時間があるときでないと聴けません。
ブーレーズとどう違うのか、期待が膨らみます。
福田さんと高木さんの「タンゴの歴史」 [CD]
ブエノスアイレスの冬~tribute to A Piazzolla
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- 発売日: 2012/12/19
- メディア: CD
先日久しぶりに「タンゴの歴史」を聴きましたが、山野楽器に立ち寄りましたら福田進一さんの新譜が眼に入りました。
フルートは高木綾子さんです。
ブックレットによりますと曲が発表(1982年、ベルギーのリエージュ国際ギターフェスティバル)された翌年、音楽之友社ホールで本邦初演が工藤重典さんとで行われたそうです。
そのとき武満さんの「海へ」も演奏されたそうですが、聴衆の反応は戸惑いだったそうです。
工藤さんとの録音が一回目、今回の高木さんとの録音は三回目(フルートとでは二回目)だそうです。
なお、この曲はマルク・グローウェルズさんに捧げられています。
http://music-1000.blog.so-net.ne.jp/2011-11-27-2
http://music-1000.blog.so-net.ne.jp/2011-11-26-1
http://music-1000.blog.so-net.ne.jp/2011-11-29
初めてこの曲を聴いたのは青木美咲さんの CD でした。
http://music-1000.blog.so-net.ne.jp/2007-02-07
ギターは 柴田杏里 さんです。
この演奏のイメージが強いのでまだ福田さん/高木さんの演奏は聴いていないのですが、じっくり聴いてみたいと思います。
パユのベスト盤 [CD]
先日の弦楽器フェスタには楽器店の社長もお見えになっていたようですが、社長の奥様にお会いしました。
いろいろお話を伺う事ができたのですが、「好きな演奏家は?」と訊かれてヴァイオリニストは即答できなかったもののフルートでは工藤さんとお答えしました。
パユと言う人が多いということでしたが、工藤さんは数年前の楽器店主催の音楽コンクールでゲストとして招かれたこともありますので、楽器店とは縁がないわけではありません。
今日の帰宅途中に千葉そごうの山野楽器に立ち寄りましたところフルートではあまり目新しいものがなかったのですが、パユのベスト盤は持っていなかったので買ってみました。
馴染みのある曲が多いですね。
EMI らしい音場で録音されています。
音色の多彩さに改めて驚きますね。
J.S.Bach のソナタを録音したときは「音程が良いが、どこのトラヴェルソを使ったのか?」と古楽の演奏家から言われたというエピソードが残っているほどです。
その楽器、Brannen のマークがジャケットではっきり見えますね。
シチリアーノはお手本になりますが、私としては有田さんが理想です。
来週の本番、どうなるかまだわかりません。
当日の午後はお休みを取る予定なので、午後の早い時間に合わせる事ができるかもしれません。
どうなりますことやら。
"The Sound Of Music" 45周年 カラオケ付 [CD]
『サウンド・オブ・ミュージック』が公開されてから 45年以上も経つのだそうです。
この CD は 2010年に出たようですから、今年で 47年経ったことになるるのでしょう。
音源はオリジナルサウンドトラックで、映画の DVD もサントラ CD も持っているのですが、ボーナストラックとしてカラオケが収録されていると書いてあったので買ってみました。
26曲目以降がカラオケで、聴いてみたところでは少し音量がダウンするようですが、オリジナルの音源ではないかと思われます。
ヴォーカルはきれいに消えています。
ミックスダウン前の音源が残っていたのかどうかはわかりませんが、ことによるとコンピューターによってヴォーカルを消しているのかもしれません。
微かにバックコーラスなどが聴こえる箇所もあります。
楽譜があれば使えそうです。
以前カーペンターズのオリジナルカラオケを取り上げました(http://music-1000.blog.so-net.ne.jp/2007-11-01)が、こちらはオリジナルのバックコーラスがそのまま収録されています。
なので歌に使うのなら良いのですが、楽器演奏に使うとちょっと合わないかもしれません。
でも良い曲が多いので使ってみたい気もします。
何よりオリジナルのバックですから、これ以上のものはありませんね。
さだ まさし:『帰郷』 [CD]
楽譜をやってみるにあたって久しぶりにこの CD を聴きました。
1986年、ソロデビュー 10周年を記念して新アレンジを含む新録音で作ったアルバムです。
他の歌手に提供した曲ですが、「秋桜」は さだ さんの歌の方が好きですね。
楽譜にはその歌手のバージョンのアレンジが収録されていました。
オリジナルはこのアルバムに収録されていますが、このアルバムはストリングスのアレンジが素敵です。
「檸檬」も「主人公」も収められていて好きなアルバムです。
「交響楽」はグレープ時代の曲ですが、傑作の一つですね。
編曲は服部克久さんで、良い編曲です。
詞の中に ワーグナーのシンフォニー とありますが、あまりお目にかかりませんがワーグナーは一曲だけ完成させているそうで、もう一曲は未完、その他スケッチが残されているそうです。
懐かしい気持になりました。
他のアルバムももう一度聴いてみましょうか。
二つの "Xerxes" [CD]
12月に取り上げる Händel の "Largo (Ombra mai fù)" ですが、ふと思いついて調べてみるとヘンデル以前に同じ "Xerxes" をオペラにした作曲家がいたそうで、そこでも "Ombra mai fù" が歌われるようです。
ヘンデルの作品の初演が 1738年、上の CD に収録されている Giovanni Battista Bononcini (1670 - 1747)の作品が初演されたのが 1694年、更に遡って 1654年に Francesco Cavalli (1602 - 1676)によってオペラが作られているようです。
Bononcini の作品については次の blog にも言及があります。
http://pavane.blog.so-net.ne.jp/2009-08-19
http://handel.at.webry.info/201011/article_7.html
http://genepro6109.blog.so-net.ne.jp/2010-11-11
似ているかどうかについては聴いていないので何とも言えませんが、似ている部分もあるようです。
調べてみるといろいろ知らなかったことを知る事ができて興味深いですね。