rit. や accel. ができるメトロノーム [道具]
日中から空模様が不穏な感じでしたが、弱く降っているような止んだようなはっきりしないお天気です。
明日のお昼ごろまではこんな感じらしいです。
お盆前ですが今日も練習でした。
メトロノームはもうすっかり iPhone のアプリを使っていますが、つい最近まで普通のメトロノームとしか使っていませんでした。
しかし先週合わせをやりましたがテンポを変える箇所の感覚がやはり打てば響くようにとは行かないのですね。
特に管楽器などの息を使う楽器とピアノとでは違うんですよね。
大体ピアノはブレスは必要ないので、先生がその箇所を教えていました。
で、メトロノームを練習に使うわけですが、機械式のメトロノームと同じように使っていては途中でテンポを遅くしたり速くしたりはできないわけです。
そこでリズムマシンのようなアプリは(できれば無料のものは)ないかと探しましたら、なんとこのアプリにその機能があることがわかりました。
そこでテンポを細かく設定したのが上右の画像です。
「テンポ」がその小節のテンポ、「変化後」はその小節の終わりのテンポです。この例では rit. です。
「変化後」を速くすれば accel. になるわけです。
全体の拍子は 4/4 ですが、このアプリでは小節の途中でテンポを変えることはできないので三拍目から rit. するところは 2/4 の小節二つとして設定しています。
「練習番号」は A とか B とかを四角で囲ったものが一般的ですが、この曲ではそれはないので小節番号を入力しています。
この設定で「START」すると、よくできていて一小節分(四つ)打ってから1小節目が始まります。
途中で止めて、次に再開するとその時も四つ打ってから指定の小節が始まります。
この辺は実際に音楽をやっている人の意見が取り入れられているのでしょうね。
左の画像で赤い帯が反時計回りに一周すると1小節目の始まりです。
この画像で「x 1.0」とある部分ですが、+ をクリックすると全体のテンポがカウントひとつ分上がり、- をクリックするとひとつ分下がります。
なので細かく設定したテンポをひとつづつ変えなくても良いのです。
設定が自動的に変わります。
ドラムマシンのように複雑な設定はできませんが、練習には十分です。
これでは機械式のメトロノームはお払い箱になってしまいますね。