アーティキュレーションを検討する [レッスン]
昨日は今日と同じように朝雨が降ってそのあと良いお天気になりました。
千葉そごうに行きましたら駐車場ビルから見る外の景色は白く霞んでいました。
さて発表会ではこの曲のフルート編曲版の中の曲を使う予定ですが、アーティキュレーションがやりにくいと感じる部分もあったので原典版を参照しようと思ったのですが、それよりも優れた解釈として評価が定まっているカザルスの解釈を参照することにしました。
もちろんフルートとチェロでは異なるやり方があっても当然です。
こちらはいつも借りる場所に備えられている譜面台ですが、譜面押えはないものの厚い楽譜も置くことができて小物も置けるので使いやすいです。
鉄製なのでマグネットも使えます。
メトロノームは iPhone のアプリが便利で使いやすいので最近はすっかりこれです。
もたもたしているとすぐ本番が来てしまいますのでしっかり詰めていこうと思います。
曲を決めなければ [レッスン]
ぼーっと過ごしているうちにもう年賀状を準備する季節です。
また台風以降練習もレッスンも疎かになってしまっていますが、もう来年の発表会の曲を決めなければならない時期になってしまいました。
おなじみの練習場所、立ち位置を少し変えました。
それでも来年二月まですぐなので以前取り上げたことがある無伴奏曲で行くことにしました。
チェロを弾く方にはとてつもなく高い山である『無伴奏チェロ組曲』第一番から一曲だけです。
ピアノと合わせる必要がないので少し負担が少ないです。
メトロノームのアプリも自動的にハロウィーン仕様でした。
明日は母の通院の日なので朝の更新はお休みします。
教則本を変える [レッスン]
停電の影響もあってレッスンが長くお休みになってしまいました。
前回のレッスンが先月最初の金曜で次が明日ですから4週間ぶりです。
先週はもともとお休みの予定だったのですが、停電で練習する気力もなかったのでこんなことになってしまいました。
それが理由という訳ではないのですが、楽器をしばらく使っていた UEBRL から当初の FMC フルートマスターズ に変えることにしました。
楽器というのはしばらく使ってみないとわからないのです。
UEBEL の音色はとてもいいんですよね。
この楽器の価値を知る人は少ないのです。
特に高音域は鋭さがなくて耳に優しい音です。
フルートマスターズは強い個性を主張する楽器ではないのですが、つくりは国産の中では一番だと思いますし、色付けのない音色はとても好ましいのです。
で、教則本ですが同じシリーズの三冊目を使っているのですが印刷の誤りと思われるのが多いので思い切って別の出版社のものに変えることにしました。
例えばこの箇所ですが、拍が合いません。
下が正解です。
縦の棒が切れている箇所はありますが。
出版に問い合わせたところ、オリジナルそのままで手を入れないということで許可を得ているというようなことだったのですが、いかがなものかなと思います。
先生が当初これを勧めた理由は安いからだというので、そうだったのかと思いました。
新しく使うことにしたものも先生はお使いだったそうで、実際にそれを持って来ていただいてこちらの方が良いだろうということになった訳です。
ただ、どういうわけか記号が独自のものになっている箇所があって、一つは四分休符です。
上が今まで使っていたオレンジの楽譜の方で、下がこれから使うものです。
汚れと思われるものもあります。
上の箇所は付点と紛らわしいんですよね。
まあ、ひたすら練習するほかありません。
久しぶりのスタジオ [レッスン]
練習場所を二箇所使っていますが、今日は先に使うようになった施設で、その中の “スタジオ” です。
名前の通りダンスや撮影にも使える部屋なので洗面の施設も備えられています。
ライトも複数の種類を切り替えて使うことができます。
必要に応じて LED のスタンドなども使うことができます。
真っ暗にすることもできます。
舞台の雰囲気です。
邪魔なものが見えないと集中できます。
これじゃ売れなくなるぞ [レッスン]
今日は臨時のレッスンになったのでお休みをとって午前中練習していました。
朝の公園は蝉の声がすごく、聞いているだけで暑さが倍増です。
秋の虫は日本人は風情があると思って聞きますが、外国の方にはそうは聞こえないらしいです。
しかし蝉の声はねえ、少なくとも音楽としては聞こえないですね。
見えるところにあるのは抜け殻ばかりですが、一本の木にたくさん見つかります。
ある研究によれば大人になった蝉の寿命は1週間というわけではなくてもっと長いらしいです。
近づくと鳴くのをやめてしまうのでなかなか見つかりません。
以前取り上げましたクリップですが、アルミの譜面台など磁石がくっつかないものには役に立ちます。
このように後ろに一冊置いてそれに止めます。
閉じてしまわなくて good です。
さて普段使いの楽器を今のものにしてからそれまで使っていたバッグを使わないので、ついメトロノームを持ち出し忘れてしまいます。
メトロノームは必要なので止むを得ず iPhone 用のアプリを探すことにしました。
すると無料で評価が高いものが見つかったので早速インストールしてみました。
振り子が動き、音を消すこともできます。
速度記号も表示されます。
錘の位置も速度に応じて動きます。
すごいのは拍子記号です。
さらにここで指定したように三連符も刻んでくれますので正確なリズムを刻むにはとても都合が良いです。
音の種類も変えられ、バックの色もお好みで。
チューニングまでできます。
使ってみるとかなり具合が良いです。
これでは単体のメトロノームは売れなくなってしまいます。
チューナーだってこれで十分かもしれません。
狭いのだ [レッスン]
基本的に金曜がレッスンの日です。
レッスン室は内装がリフォームされてきれいになって窓も二重になってエアコンも新調されたので快適です。
しかし一番小さいとはいえグランドピアノが置かれているうえこの背後には STAGEA まであるのではっきり言って狭いです。
で、この譜面台もピアノにかぶさるように置かなければならないし、
この譜面台がそもそもご覧の通りガタがきていて譜面台が落ちそうになったりして使いづらいのです。
メトロノームもボロなので自分のを使わなければなりません。
この二つは楽器店に新しいものを申し入れているのですが、一向に新しくしてくれる気配がありません。
売るほどあるでしょうにね。
そんなわけでこのところピアノの譜面台を使っています。
高さもちょうど良いです。
マグネットは使えませんが。
再度無伴奏チェロ [レッスン]
以前取り上げたことのある曲ですが、先日の報道の中でヨーヨー・マの演奏が使われていたの聴いてまた取り上げてみようかと思い立ちました。
ヨーヨー・マはこれまでに三度この曲を録音していますが、以前親しんだのは坂東玉三郎などとのコラボレーションが話題になった二度目の録音です。
三度目の録音のことは今回調べて知ったので、これも聴いてみようと思います。
編曲は何種類かありますし以前パウル・マイゼンが無伴奏パルティータと一緒に収録したものもあるのですが、今回新たな編曲を取り寄せてみました。
編曲者は以前購入した『トッカータとフーガ ニ短調 BWV565』を編曲した人です。
この編曲はフルート一本版なのですが、第三オクターヴの A-G-A から始まるのでかなり難しいと感じたのですが、2オクターヴ下まであるのでこれ以外にないのだろうとは思います。
この曲はもともと一本の弦楽器のために書かれたものという説もあるようですし、そもそもバッハの真作ではないかもしれないとも言われることがあります。
オリジナルのチェロ用(チェロ用の曲ではなくヴィオロンチェロ・ダ・スパッラという楽器のためという説も支持されています)の楽譜を使っても良いのですが、店頭にあったのはカザルス解釈版ともう一つ校訂者の手が入っているものでしたのでひとまず見送りました。
こういう風に印刷されているとめくる必要がなくて良いですね。
弦楽器ですとこういう箇所は弦を変えて弾くのですが、この編曲では変え指を使うようにと書かれています。
なるほど。
全曲やるのでなくて組曲一番のメヌエットだけですが、今の先生がどう指導されるのかを期待しています。
バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲 ~シックス・エヴォリューションズ~
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Marvelous Entertainment Inc.LDC(PLC)(M)
- 発売日: 2018/08/15
- メディア: CD
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)~インスパイアド・バイ・バッハ~
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: SMJ
- 発売日: 2016/12/07
- メディア: CD
発表会 '19 [レッスン]
よくできたとはとても言えませんが、発表会が終了しました。
場所はいつも部屋を借りている施設のうちの一つで、今日もいつもの部屋を借りていました。
まだ桜が見られます。
改修が終了したのが3月末でした。
来年はきっとまた二月でしょう。
今日の “第4部” は 16:45 開演。
ヴァイオリンが 4人、ピアノが 4人、フルートが 5人です。
ヴァイオリンは小さなお子さんが可愛らしかったですが、ピアノは聴いた範囲では以前やっていた人かなと思える演奏が多い印象でした。
フルートは音大を目指すのかなというような高校生も、大人になってから始めた人も、お子さんもいらっしゃいました。
朝10時から第1部が始まり、第3部までは全部ピアノです。
3月9日と10日も同じように4部構成で行われていて全部ピアノです。
このほか別の会場で二月にジュニアを主体とした発表会(グループの部)が行われています。
これでも習っている人全部が出るわけではありませんので、結構多いのだなと思います。
フルートの曲だけ記録しておきます。
『美女と野獣』(Alan Menken)
『フルート協奏曲 ニ長調 第一楽章 G.575』(Luigi Boccherini)
『Romanza』(R. Vaughan Williams)
『春の歌』(J. L. Felix Mendelssohn Bartholdy)
『異邦人』(久保田 早紀。2Fl. +Pf オリジナル編曲。講師演奏)
さてまた普通のレッスンに戻ります。
次の曲も考えましょう。
新しい部屋を借りてみる [レッスン]
いつもの施設のいつもの部屋が一コマしか空いていなかったので
ホールに付属したリハーサル室を借りることになりました。
音楽室と同様にピアノがありますし、テーブルも椅子も譜面台もあります。
そういう理由だったのですね。
ピアノは YAMAHA C1 です。
移動用の道具は取り付けられてはいません。
譜面台は折りたたみ式ですが、スチール製でしっかりしています。
初めて見るタイプです。
使いやすいです。
一本買おうかなあ。
長方形ですが、余計な響きはありません。
板張りですが、スリッパに履き替える必要はありません。
カーテンを開けると外は良いお天気でした。
つい写真を撮ってしまいます。
少なくともふたコマ(この施設はだと4時間)借ります。
準備や片付けの時間を考えるとそのくらいは欲しいのです。
そろそろ始めなくちゃ [レッスン]
iPhone X で撮影しています。
発表会は例年は二月なのですが、今年は会場の改装の都合で四月です。
で、曲は V. Williams なのですがそのために足部管を作ってもらったことは取り上げてきました。
難しいんですよ、ある箇所が。二回も出てきますし。
次のレッスンからそろそろその曲をやります。
先生も知らない曲(フルートの曲ではないから)ですが、そこはまあお手並み拝見ということで。
楽器はそういうわけで相原さんの楽器を使いますが、頭部管は今日のレッスンの結果総象牙のものを使うことにしました。
写真は上が先日やってきたばかりのオットー・メーニッヒ、下が相原さんですが、リッププレートはどちらも(多分)象牙です。
メーニッヒは少し吹き込んでみましたが、まだ調整も必要ですし見た目とは違ってコントロールが難しく鳴りにムラもあります。
同じ相原さんの頭部管ですが、総象牙は発音の明確さや鳴りがまるで違いますし、息の無駄もないのでフレーズも作りやすいのです。
この太い頭部管を組み合わせるとどう見てもかっこいいとは言えないのですが、演奏第一です。
音楽の流れが大事。