再度無伴奏チェロ [レッスン]
以前取り上げたことのある曲ですが、先日の報道の中でヨーヨー・マの演奏が使われていたの聴いてまた取り上げてみようかと思い立ちました。
ヨーヨー・マはこれまでに三度この曲を録音していますが、以前親しんだのは坂東玉三郎などとのコラボレーションが話題になった二度目の録音です。
三度目の録音のことは今回調べて知ったので、これも聴いてみようと思います。
編曲は何種類かありますし以前パウル・マイゼンが無伴奏パルティータと一緒に収録したものもあるのですが、今回新たな編曲を取り寄せてみました。
編曲者は以前購入した『トッカータとフーガ ニ短調 BWV565』を編曲した人です。
この編曲はフルート一本版なのですが、第三オクターヴの A-G-A から始まるのでかなり難しいと感じたのですが、2オクターヴ下まであるのでこれ以外にないのだろうとは思います。
この曲はもともと一本の弦楽器のために書かれたものという説もあるようですし、そもそもバッハの真作ではないかもしれないとも言われることがあります。
オリジナルのチェロ用(チェロ用の曲ではなくヴィオロンチェロ・ダ・スパッラという楽器のためという説も支持されています)の楽譜を使っても良いのですが、店頭にあったのはカザルス解釈版ともう一つ校訂者の手が入っているものでしたのでひとまず見送りました。
こういう風に印刷されているとめくる必要がなくて良いですね。
弦楽器ですとこういう箇所は弦を変えて弾くのですが、この編曲では変え指を使うようにと書かれています。
なるほど。
全曲やるのでなくて組曲一番のメヌエットだけですが、今の先生がどう指導されるのかを期待しています。
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