X-T5 の AF とホワイトバランスに期待 [写真]
FUJIFILM の X-T5 は X-T1 と同じくらいの大きさ、重量になったようで、4020万画素はいいとしてピクセルシフトマルチショットは気軽に使うというわけにはいきません。
期待するのは AI のディープラーニングによる被写体検出 AF(人物の顔・瞳、動物・鳥・車・バイク&自転車・飛行機・電車を検出、追尾) とホワイトバランス(電球下)です。
こちらは iPhone11 Pro での撮影です。
自動的にホワイトバランスが補正されていますが、撮影者の意図としては雰囲気を異界sて欲しいところなのです。
よくできているとは思いますが、色彩に生き生きとした感じがないですね。
こちらは同じショットを複製して補正していますが、「暖かみ」を調整しています。
これでも実際の雰囲気とは違いますが、補正前よりはマシです。
何も考えなければ iPhone はなかなかよく写してくれますが、はっきりとした撮影意図がある場合で後で補正しようとした場合は調整の範囲が狭く、これは Photoshop などであっても同じですが画質の低下が著しいです。
そうした点はやはりデジタルカメラには及ばないところかなと思います。
X-T5 には縦位置バッテリーグリップは用意されませんでした。
X-T4 にこのグリップとバッテリー2個を装着するとかなり大きくて重くなってしまうので小型軽量になるのはいいことですしバッテリーの持ちも良くなっているようです。
バッテリーは今でも全部で三つあるわけなので充電したものを持ち歩けばいいのですが、縦位置で撮るときに右を上にしたポジションでの撮影が少し不便になるのが残念ではあります。
液晶モニタは三方向チルトに戻ったのでこのポジションならモニタを見下ろすことができます。
もともとマルチアングルは動画撮影する人のためのもののようなもので、横に開かないと角度を変えられずネックストラップと干渉する点は煩わしい点です。
三方向チルトですと光軸と一致するのでこれはこれで良いのです。
実機は触りましたが、今週末の発売が待たれます。
コメント 0