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PHP(の広告)に掲載:FMCフルートマスターズ [楽器]

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PHP は古い出版物で、祖父も呼んでいたように思うのですが、松下幸之助さんの経営哲学を広めるというのが元々の狙いであるようです。



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一般書店で売っていると思うのですが、買ったのは一回あるかどうかで、普段読むことはありません。


それが先日 FMCフルートマスターズの調整会の会場に置いてあったので手に取ってみました。



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この広告ページに野島社長が登場したので置いてあったようです。

一冊いただいてきました。



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888号なのですね。



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寄稿している人は多彩です。



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野島社長の文章には特に目新しいことはないのですが、一般の読者向けに向けた内容としてはよくまとまっているものという印象でした。


プロ奏者が求める繊細な音づくりを追求
 株式会社フルートマスターズ 代表取締役 野島洋一
 
フルートはヨーロッパ発祥の楽器ですから、一流のフルート奏者はみなヨーロッパ製を使用していると思われがちです。しかし、現在はヨーロッパでも、プロ奏者が使っているフルートのほとんどは日本製。
(中略)
大手の楽器製作会社は分業体制です。分業は効率的ですが、反面、一つの楽器をトータルで製作できる人間が育ちにくい仕組みです。略)すべての工程を自分で経験してこそ、略)総合的な技術を身につけることができるのです。
 昨今では略)フルートも、容易に音の出るものがもてはやされる傾向にあります。当社の製品は、そのような流れからは一線を画します。吹くのは難しくても、テクニックでカバーすることによって、自分だけの豊かな表現が可能になるプロ仕様です。(後略)
 
社長の出身母体である YAMAHA では以前はカタログでもハンドメイドとは職人が最初から最後まで手がけるとしていたのですが、現在は分業になってしまっているようです。
その理由としては楽器によってばらつきが出てしまって、メーカーの楽器としての均質性が得られないというような意味のことを言っているようです。
しかし相原さんのような個人工房は一人で最後まで仕上げるほかありません。
大手メーカーでもレヴェルの高い職人が多く育つようなら個性の違いを尊重することもできるのでしょうが、YAMAHA でも今はそうも言っていられないのでしょう。
 
先日芸高生という男子が試奏したのは最初が管体ゴールド(14k。メカニズムはシルバー)で、インラインリングキーのH足部管付きだったようで、次に試奏したのが総銀(Ag970)のシーム管(巻管)でインラインリングキー、H足部管付き管厚は 0.4mm だったそうです。
 
このシルバーの楽器は私の楽器とほぼ同じ構成です。
ほぼ同じ楽器であんなにも違うものかと驚いてしまいました。
でもそれ以降に試奏したシルバーの楽器は響きは違ったのですが。
 
まあ、比べるのがそもそも間違いなのですが。


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