愛用の櫛 [道具]
こといも開催されているそごう千葉店の『日本の職人展』ですが、この櫛は2年前に買ったものです。
今回は特に買う予定はないのですが、一通り覗いてみます。
この串を買ったお店も今回出ていますが、見ていて「使っています」というお話をしながら取り出しながら「油は塗っていないんです」というお話をしましたら椿油を塗っていただけました。
状態はいいので特に油を塗る必要は感じていなかったのですが、塗ってもらうとやはりしっとりとした感じになります。
丁寧な仕事です。
もっと大きなくしもありますが、我が家の柘植の木を見ていると大きな櫛を作ることができる木は一体何年経ったものなのだろうと考えてしまいます。
我が家のきは憶えている限り子供の頃から大きくなっていないような気がしますし、幹の太さなどこのサイズの串でさえ作ることはできなさそうです。
薩摩がいかにこちらより暖かいとはいえ、屋久杉並とは言わないまでも気が遠くなるような年数が経っているのかなと思います。
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