Victoria:HEREND [アート]
以前取り上げたことがある器です。
このときは黒でしたが、黒は珍しいものでよくお目にかかるのはこの白です。
製品には兼用カップもありますが、こちらはティーカップです。
ヴィクトリアはハンガリーの名窯 HEREND が 1851年、ロンドンで開かれた初の万国博覧会で出展作が女王の目にとまり、ウィンザー城用にお買い上げというエピソードから名付けられました。
下に敷いているのはたまたま(株)創美 さんで売っていたものを12月に買ったのですが、紙ナプキンです。
ヘレンドのいろいろな柄のものがあったのですが、このヴィクトリア柄のものが特に良かったですね。
モチーフはいろいろあって、ハンドペイントのカップやソーサーにはその中から選んだものが描かれます。
なので一客一客違いがあります。
見込にも小さな花が描かれています。
そんなに昔に考案された意匠とは思えませんね。
金彩も使われていますが、使われている色彩は鮮やかでありながら全体としてとても上品な印象を与えます。
ハンガリーの綴りが HVNGARY となっていますが、これは BVLGARI と同じです。
この紙ナプキンは一回で捨ててしまうのが惜しいほどきれいです。
今回のように撮影に使うなど色々活用できそうです。
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