黒いヴィクトリア:ヘレンド [アート]
先日千葉市美術館に行ってみましたらとても空いていて、駐車場も平面に駐められました。
このスペース、今のところ常時使うというわけではないようです。
旧川崎銀行の建物です。
これは保存しようと思いますわね。
この写真を撮っているスペースは今はカフェになっていますが、残念なのはカップが紙であることです。
コロナ対策でもあるでしょうし環境への配慮かもしれませんが、雰囲気はありませんし、口当たりも良くありませんね。
これは年末に引き取ってきたものですが、ハンガリーの名窯ヘレンドの「ヴィクトリア」です。
1851年のロンドンで行われた博覧会でヴィクトリア女王がウィンザー城用に一揃い注文されたというエピソードから名付けられたそうですが、普通は白い器です。
カップの内側とソーサーの裏は白です。
いつもお世話になっている(株)創美さんが船橋にあった時、初めてこの黒に出会って購入しました。
船橋店がなくなって久しいですが、店長のNさんが銀座店で店長をされていますのでそのご縁で今は銀座店を利用しています。
尤もコロナのためにほぼ一年ほどお邪魔できなかったのですが、その前に最後に訪れたときに取り置きしておいていただいたのでした。
どちらかと言えば珍しいものです。
白とまるで印象が違いますね。
先日読んだ垣谷美雨さんの小説にもヘレンドが登場しました。
ロイヤルコペンハーゲンは良いものでありながら普段使いにどんどん使いたいと思える親しさのようなものを感じますが、ヘレンドはさすがに気軽に使うというわけにはいきません。
その中でもこの黒は特別だと感じます。
明日は暖かくなるようでお天気も良いと思いますが、花があるかどうかわかりません。
更新できるかどうかは明日の朝になってみなければわかりません。
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