自覚が大事 [レッスン]
今更ですが、自分の演奏を聴く重要性を痛感しています。
今まではせいぜい本番の録音を聴くくらいでしたが、練習を何度も聴いてみると先生のご指導が誠に尤もであるだけでなく他にもいくらでもまずい点があることに気づきます。
自分で気づいたことは強く印象に残りますので、次のステップに進むについてとても役に立ちます。
自分が演奏したことがある曲をプロの演奏で視聴するとあまりの違いに愕然とします。
スムーズで自然な音楽です。
先生が何度もおっしゃっていますが、音楽の流れがなくてはなりません。
音をただ繋げただけでは音楽ではないのです。
それには音程、音量にブレがないこと。
音の頭が明確で消え際がきれいであること。
それにはお腹の支えがしっかりしていること。
これからはいつも気を抜かないでやらなければ。
自覚がなければ進歩はありません。
「音をただ繋げただけでは音楽ではない」ということは、
正確無比に演奏する機械では音楽には非ず、ですかね(..)
己を知るということは何事においても必要だと思いますが、
これがまた一番の難事のような気もしてくるのです(-ω-、)
by middrinn (2018-02-13 20:26)
middrinn さん、こんばんは。
まあ、厳しいことを言えばですが。
私が使用している楽譜作成ソフトの Finale には再生機能もありますが、その中に "Human Playback" という機能があります。
人が演奏しているように演奏する機能ですが、これを比べてみると良くわかります。
自分の演奏を聴くという作業は誰にとっても嫌なものです。
精神衛生上よろしくありません。
しかしそれに耐える精神力がなければなりません。
何が問題かを知ることがとても大切です。
問題点がわかれば対処の仕様もあります。
音楽の流れ、フレーズ感ということをよく言われます。
文章の朗読にも通じるものがあります。
棒読みではダメなのです。
by センニン (2018-02-13 20:35)
おはようございます。音を楽しむ世界は奥が本当に深いのですね。音自体に気持ちが入ってくると思いました。聴いている人にその想いが伝わるんでしょうね。^^;
by ソニックマイヅル (2018-02-14 09:46)
ソニックマイヅル さん、こんばんは。
その通りです。
ランパルは自伝でこう言っています。
客席の中に一人気に入った人を見つけ、
ステージではその人のために吹く。
そうすると聴いている人全てに気持ちのこもった演奏が届くというのです。至言ですね。
by センニン (2018-02-14 19:08)