lefreQue 二種を比較する [楽器]
lefreQue(リーフレック)はオランダのメーカーの製品で、以前 Solid Siver の 33mm を購入してたまに使っていましたが、最近商品のラインナップも増えて雑誌でも取り上げられているようです。
そこで大きさと材質の違うものを新たに購入してみました。
向こう側が Red Brass + Gold Plated の 41mm です。
スパイク状の突起がある方を上にして重ねます。
別売のバンドを使って取り付けます。
バンドはゴールドもあり、フルート用は 55mm を使います。
以前購入したものには大きさの違うシリコンバンドが予備も含めてか3本づつ付属していたのですが、今の製品は別売で、一本のバンドをぐるっと回すようにして固定します。
一本の方がやりやすそうに思えたのですが、やってみると二枚重ねたものを動かないように固定したままバンドを巻くのはかなりやりづらいです。
下手をすると楽器を傷つけます。
シリコンバンド二本を使う場合は頭部管と胴部管それぞれにバンドを取り付ける手間はありますが、製品を取り付けるのは慣れもあるのか楽です。
また、シリコンバンドの方が密着度が高いのか、効果が大きいように感じます。
装着位置は改めて試してみましたが、推奨の位置(キーポストの反対側)がやはり良いようです。
現行のゴムバンド(ゴールド)と以前付属していたシリコンバンドです。
置くときはこんな感じです。
パッケージは古いままで、装着方法も古いものが印刷されています。
Solid Silver 33mm の使用感は、音のつながりがスムーズで音圧が上がった印象があります。
音の密度も高くなります。
これだけを使った印象では特にどの音域が強調されるという感じではないのですが、販売元の島村楽器 に訊いてみますと、フルート用は 33mm でも 41mm でも良いが、33mm の方は高音域、41mm の方は低音域に効果があるとのことでした。
素材の違いもあるとは思いますが、求める方向に合ったものを買おうとするなら実店舗に連絡して希望のものを揃えてもらって実際に使ってみるのが良いでしょう。
THE FLUTE Style(ザ・フルート スタイル) vol.2 CD付 (THE FLUTE 別冊ムック)
- 作者: ザ・フルート編集部
- 出版社/メーカー: アルソ出版
- 発売日: 2017/01/10
- メディア: 雑誌
装着位置が響きにとって重要な箇所であることもあるでしょうし、確かに金属同士は密着している箇所は意外なほど少ないので、理にかなった製品であると思います。
目立つ場所なので抵抗があるかもしれませんが、使ってみる価値はあります。
同じ雑誌に掲載されている他のアクセサリーより効果を実感しやすいだろうと思います。
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