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演奏会ではお静かに [それはいけない]

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昨日の演奏会は無料なのですが、聴くには有料であろうと無料であろうと他の人の迷惑にならないようなマナーが求められるとことは当然です。

 

 

開演前のアナウンスで携帯電話をマナーモードにするか電源を切ること、演奏中は関係者以外は録音、撮影は禁止というおきまりのアナウンスがありました。

 

 

最初の休憩の後で携帯電話に関することに加え、

 暑いところおいでいただいて恐縮ですが扇子などを使うこと

もご遠慮いただきたいというアナウンスがありました。

 

扇子を使っていた人がいたかどうかその時点では気づきませんでしたが、そのあとで最前列の人が使っているのを目撃しました。

音はあまりしないでしょうが、近くの人は気になるでしょうし、風が向かう方向に人がいたりすればその人は快くは思わないはずです。

 

それでも演奏中は聞こえませんでしたが、一度ならず曲間に呼び出し音が鳴っていました。

 

 

非常に気になったのは演奏中にひそひそ声で話をする人がいたことです。

ホールは音が良く響くように作られた空間ですから、意外に遠くまで音は届きます。

私の少し前に座っていた人も大層気になったようで、声がするたびそちらを見ていました。

 

次の休憩で注意しようと思ったのですが、休憩の後はその人たちはいなくなりました。

 

ところがあろうことかその時とは別の席でまた声がします。

同じ人たちなのかどうかはわかりません。

その人たちも次の休憩でいなくなりました。

 

 

新人演奏会ですが、出演する人たちにとっては大事なステージです。

小さな声でも耳に届けば相当気になるはずです。

また扇子などが動けば目の端に入るかもしれません。

 

普段は演奏会に足を運ぶことなどない人たちなのかもしれません。

出演された方のお祖父さんやお祖母さんかもしれません。

 

会場のスタッフの方達も卒業生の千葉県支部の方達でボランティアだと思います。

運営には不慣れかもしれませんが、こうしたことへの対策も考えたほうが良いだろうと思います。

 

 

さて一番困ったのは関係者と思われる方が写真を撮影していたことです。

関係者でしたら許されていますし、フラッシュも使ってはいなかったのですが、まずオートフォーカスを補助するための光がピントを合わせようとするときに光ります。

これは弱いのでまあいいでしょう。

しかし困ったのはシャッター音です。

一眼レフらしく、シャッター音がします。

近くだったのでとても気になりました。

 

演奏された方にも音は届いていたのではないかとそれも気になりました。

 

 

こうした会場ではフィルムカメラの時代ならレンジファインダー機を使いますし、現代でもミラーレスを消音モードで使うという手もあります。

X-S1 は高倍率ズームなので以前は愛用したのですが無音にすることができました。

 

カメラ用品として消音ケースというものも売っています。

 

 

本当に困ってしまったのは、音が途切れた時にもお構いなしに撮る事です。

どうしても演奏の様子を記録として撮らなければならないなら音量が上がった時に最小限の枚数を撮るなどの配慮は当然でしょう。

 

フタッフが撮影や録音を許されているのは必要だからでもあるでしょうし、演奏の邪魔にならないような配慮ができるはずだからでしょう。

 

 

今回は最初の休憩の後は音がしなくなりました。

多分苦情があったのでしょう。

 

記録は必要でしょうから、上記のようなことに配慮したうえで行うならやむを得ません。

 

観客だけでなく関係者においても「気配り」するということが希薄になってしまっているのはとても残念です。

 

 

 

 

 

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