ストックレー・フリーズとベートーヴェン・フリーズ:クリムト [アート]
以前クリムトの「生命の樹」の陶板画を取り上げましたが、オリジナルがある世界遺産「ストックレー邸」に行く事も出来ませんし、行っても中を見る事はできないでしょう。
http://music-1000.blog.so-net.ne.jp/2011-01-18
内部の写真は検索しても満足なものが見つかりませんが、先日 千葉そごう 9F の三省堂書店で開催されていた古書フェアでこんな本を見つけました。
ストックレー・フリーズとベートーヴェン・フリーズについても書かれていて、欲しかった資料です。
ストックレー邸はヨーゼフ・ホフマンの作品なので屋敷については写真も載っていませんが、基礎的な資料さえ残っていないなどと書かれています。
「生命の樹」や「期待」「成就」などはポスターが売られていますが、以前購入した「生命の樹」はストックレー邸にあるものではなくその下絵を元にしたものです。
下絵には色の指定などが書き込まれていて、それはそれで良い資料です。
出版社は TASCHEN。
ISBN は 3-8228-0709-5。
著者は Gottfried Fliedl。
グスタフ・クリムト GUSTAV KLIMT 1862-1918 女性の姿をした世界
- 作者: ゴットフリート・フリードゥル
- 出版社/メーカー: ベネディクト・タッシェン出版
- 発売日: 2002
- メディア: ペーパーバック
こちらは著者が同じなので内容も同じかもしれませんが、お値段はずいぶん違います。
一緒に買ってしまったのがこれです。
1995年、愛知県美術館で開かれ、Bunkamura ザ・ミュージアム、福島県立美術館と巡回した展覧会の図録です。
足を運んだのは渋谷です。
若い頃観た展覧会の中ではマックスフィールド・パリッシュ展と共に印象深いものでした。
もちろん手元に一冊あるのですが、これはビニールが掛けられて状態が良さそうなので迷わず買いました。
画集「クリスチーナの世界」「ヘルガ」も昔買いました。
とても懐かしいです。
さて明日は母が眼科に行くので朝の更新はお休みします。
暖かいらしいので、いつもの公園を歩いてみましょう。
ニャンコに会えるかもしれません。
※ '13.01.25 追記。
観に行ったワイエス展は 1974年のでした。
http://ameblo.jp/tonton3/entry-10168230373.html
図録の表紙が違いますが、違和感がありませんでした。
渋谷に観に行ったのはパリッシュです。
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