爪も楽器によって

年を取ると爪が弱くなります。

我ながら嫌になりますが、致し方ありません。

爪と言えば以前 "Yesterday" のギター譜をピアノもギターも弾かれる Sさんに見ていただいたところ、

　ピアノ弾きは爪を切ってしまっているので（ヴァイオリンの）Nさんが良いでしょう

と言われました。

Nさんは確かに先日の発表会でギターを弾かれていました。

言われてみれば確かにそうで、オーボエ吹きが常にリードを調整しているように、ギタリストは常に爪の手入れをしているイメージがあります。

爪の健康にも気を使われているのでしょうね。

フルートは特にどうしなければならないという事はないようですが、女性が多いので爪はきれいにしていらっしゃる方が多いでしょう。

目立ちますしね。

爪のおしゃれのしがいがあるのはフルーティストというわけでしょうか。

口紅は人によりますがつける方もいらっしゃるようです。

以前の記事でたしか触れましたが、口紅を塗った面がリッププレートに触れない吹き方ならつけても影響はないでしょうが、詳しく観察した事はありませんがあまり目立つ色をつけていらっしゃる方はないように見えます。

他の楽器はリードやマウスピースを銜えたり、金管楽器のように唇で直接音を作りますので多分例外なくつけないでしょうね。

ピアニストはそういう制約はないかもしれませんが、ハイヒールは少ないでしょうね。

選ぶ楽器によってこうした点も違ってくるのですね。

 

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