入射光式でホワイトバランスを合わせる。

以前ホワイトバランスを合わせるための道具を求めてそれ以来使っているのですが、シーンによっては正常な色が出なくて悩んでいました。

http://music-1000.blog.so-net.ne.jp/2013-05-24

上の二枚が従来使っていた Color Checker PASSPORT を使って撮ったものです。

一枚目の中央の写真の位置でホワイトバランスを合わせているのですが、生彩のない色調です。

蛍光灯はなく LED と白熱灯のような明りなのですが、計測した場所以外の光源の影響が強いのでしょう。

二枚目は位置が異なるので厳密には合わせているとは言えませんが、色は似ています。

こちらが最近購入した入射光式のものを使って撮ったものです。

少し赤みが強いようにも思いますが、 Color Checker PASSPORT で合わせるよりは肉眼での色に近いです。

Kenko カメラ用アクセサリ ホワイトバランスセッターBOX 62mm WBSB62

• 出版社/メーカー: ケンコー
• メディア: エレクトロニクス

 

一枚目と二枚目は反射光式で被写体の位置に置いてそれをカメラで撮影してバランスを合わせます。

入射光式は被写体の位置から光源の方にカメラを向けます。

撮影用ボックスなど光源が一種類の場合は反射光式で良好な結果が得られますが、室内で複数の光源が使用されている場合は入射光式の方が求めている効果が得やすいですね。

また反射光式は室内の場合など傾け方によって、例えば窓に近い位置などでは外の色の影響を受ける事があります。

入射光式は被写体の位置に立つことができないと活用できませんが、このようなドーム状のものなら正しい色が得られやすいだろうと思います。

次の Salod de Klavier で試してみたいと思います。

 

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