耳のチェックにオーディオチェック CD
急に寒くなりました。
今日からマフラー登場です。
さて先日ダブルコントラバスフルートを取り上げました時に可聴周波数のことに触れました。
年齢と共に聴こえる範囲は狭くなり、特に高い音が聴き取りにくくなります。
CD には 20Hz から 20kHz までの音が収録できます。
この CD には上の写真にように 17種類の信号が収められ、低い方はどこから聴こえるか、高い方はどこまで聴こえるかをチェックする事ができます。
20Hz や 20kHz の音は単独で発せられた場合は普通は聴こえません。
低音は(ヘッドホンでなくてスピーカーで聴いた場合)最初は音としてでなく振動として感じられます。
音として聴こえる領域に入っても始めは非常に微かです。
高音は 16kHz あたりになると殆ど微かなノイズのようになります。
若い人でも 18kHz が聴こえればすごいです。
こうした正弦波を単独で鳴らすのでなく音楽信号として聴いた場合は例えば 20kHz が含まれている音と含まれない音は聴き分けられるというから不思議です。
この CD、いつ買ったのか覚えていませんが、CD が発売されてそう時間が経っていない頃だろうと思います。
SONY の CD は帯がこのように箱状になっていましたね。
お値段も 4,800円です。
時代を感じますね。
アナログレコードの音が良いと言われる理由のひとつに
CDではカットされる20kHz以上の音までも録音されている
からだと聞いたことがあります。
by 青竹 (2012-11-16 12:50)
青竹 さん、こんばんは。
おっしゃる通りで、CD では人の耳には聴こえないと言われていた高音域はカットされています。
しかし記事にも書きましたように音楽には違いが現れます。
正弦波の純音ではたしかに聴こえません。
CD が悪いというわけではなく、例えば音の立ち上がりは優れていますし、ノイズ面でのメリットもあります。
TELARC の「1812年」が良い例ですが、あの大砲の音をまともに再生できるプレーヤーシステムはごく一部です。
歪まずに再生できたとしても、回転数に影響が出る場合があります。
by センニン (2012-11-16 22:17)