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サントリーの青いバラ [花、植物]

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サントリーが開発した青いバラを初めて見たのは以前サントリーホールで行われた発表会のときでした。

青いバラにちなんで名付けられた小ホール「ブルーローズ」の入り口の上に逆さに飾られていました。


そのときの印象は「あれで青?」というものでしたが、SUNTORY の HP で開発ストーリーを読むと、それが苦労の末に生み出されたものであったことがわかります。


http://www.suntorybluerose.com/#

http://www.suntory.co.jp/company/research/hightech/blue-rose/



バラには青い色素を合成させる遺伝子がないこと、

赤、黄色、青それぞれを発色させるための化合物には水酸基(OH)一つの違いしかないこと、

当初はペチュニアから取り出した遺伝子を使ったこと、

それがうまく行かなかったのでパンジーから取り出した遺伝子を使ったこと、

青いカーネーションが先にできたこと、

ベースとなるバラの品種によっても発色が異なること


などなどなかなか興味深いです。



p2009_0814_170141AA.jpg


今回の "Habanera" では赤いバラも使ってみようと思っていたのですが、赤いバラのプリザーブドフラワーの在庫がなく、断念しました。



今度の土曜日はどうしようかなあと考えています。





 

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コメント 2

青竹

サントリーが初めてブルーローズを発表したときは
センセーショナルでした。
元々遺伝情報として存在しないブルーを作り出したのですから。
でももっと濃いブルーかと思っていました。
by 青竹 (2012-11-14 21:57) 

センニン

青竹 さん、こんばんは。
いつかはもっと鮮やかな青が見られるかもしれませんね。
本当の「黒」も出現するかも知れませんね。
by センニン (2012-11-14 22:58) 

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