静かなお寺で故人を偲ぶ [家族]
心配しましたがすっかり良いお天気になりました。
早めにお寺に着いて境内を散策していると舗装されていない地面の小さな自然に注意を引かれました。
小さい頃は顔が地面に近いのでこうした植物も顔なじみなのですが、次第に忘れてしまいます。
ドングリも落ちています。
こんな花もありましたっけ。
きれいな蝶でしたが、なかなか止まってくれません。
叔父が亡くなって間もなく一年です。
お盆のときと同じ顔ぶれが集まって故人に思いを馳せ会食をします。
同い年の人もいます。
もう一年経つのかと誰からともなく言葉がもれます。
私も含めて残された私たち、皆言わば名もない一個人です。
亡くなった叔父の記憶がこの人たちがいなくなるに従ってだんだん薄れて行くように私たちの事もやがて忘れられて行くでしょう。
過去の偉大な作曲家たちのような作品を残す事など思いもよりませんが、私に何か残せるものがあるだろうかとしみじみしてしまった一日でした。
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