CALERA Pinot Noir のワインゼリー

いつもなら明日が母の通院の日なのですが、明日は法事の予定があるので今日お休みをもらって行ってきました。

時間ができたのでワインゼリーを作ってみました。




使ったのは CALERA PINOT NOIR CENTRAL COAST の 2008 と 2009 です。










１枚目の写真でご覧いただけるようにプルプルです。
アガーほどではありませんが、それに近い感触です。これはなかなか良いです。

蓋の部分、水滴が付いていない部分がありますが、冷蔵庫から取り出してしばらく経っても水滴は付着しません。これは多分蓋を被せた後でゼリーが触れた箇所でしょう。面白いですね。




ライティングによって見え方が違うのはいつもの事です。
美味しそうに撮るにはもっと工夫が必要ですね。


さて 2008 と 2009 では違いがあるのか、あるとすればどう違うのかふと気になりました。
空き瓶の中の香りを嗅いでみると思いの他違いがあります。
2008 の方が丸くなっていて、2009 の方はまだ少し若さが残っているように感じました。
これは一年違うというだけではなく葡萄のできによるものかもしれません。
そうでなければワインのヴィンテージが話題になる事はないはずです。




念のため裏のラベルを見ると思った以上の違いがありました。
まず、アルコール度数が 2008 が 14.4% であるのに対し 2009 は 14.3% です。
CENTRAL COAST は単一の畑の葡萄を使ったものではなく、ブレンドされています。品種は Pinot Noir ですが。

2008
　Calera's 2008 Central Coast Pinot Noir is made from grapes grown by the following selected vineyards in California's Central Coast Viticultural Area:

Scheid Vineyard Monterey Country 25%
Laetitia Vineyard San Luis Obispo Country 25%
Zabala Vineyard Monterey Country 14%
Doctor's Vineyard Monterey Country 10%
RFP Vineyard San Benito Country 6%
Pedregal Vineyard San Benito Country 5%
Santa Lucia Vineyard Monterey Country 5%
Flint Vineyard San Benito Country 4%
Kellner Vineyard Santa Clara Country 3%
Besson Vineyard Santa Clara Country 3%


2009
　Calera's 2009 Central Coast Pinot Noir is made from grapes grown by the following selected vineyards in California's Central Coast Viticultural Area:

Laetitia Vineyard San Luis Obispo Country 33%
Scheid Vineyard Monterey Country 17%
San Ysidro Vineyard Santa Clara Country 16%
Doctor's Vineyard Monterey Country 12%
Chula Viña Vineyard Monterey Country 10%
Flint Vineyard San Benito Country 7%
Besson Vineyard Santa Clara 5%


読み終わったあの本にも書いてありましたが、商品として重要なのは品質を保つ事です。
ワインに限りませんが、材料が天然のものであれば出来具合に違いが出るのは当然です。
それを見極めて出来上がりを一定にする事は簡単な事ではありません。
コーヒーのブレンドも確かそうであるはずです。


さて 2009 の方は小さなカップでも作っておきましたのでそれを試食してみますと、まずスプーンですくったところが本当にプルプルです。
お味の方はややアルコールが残っていて少し顔や耳が火照るものの、酔うというほどではありません。
とは言っても未成年の方や運転を控えている場合には口にしない方が良いでしょう。

商品として並べられているスイーツとしてのゼリーではアルコールはもっと少ないでしょうから、ワイン好きの方にはこれは喜ばれると思います。


要領はほぼ分かりました。
やっぱり黒ワインで作ってみたいです。