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ワインに少し近づいて [美味しそう]

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先日取り上げましたワイン CALERA は主要な製品は Selleck、Reed、Jensen、Mills、Ryan、de Villers と畑ごとの名前が付けられています。
この中で一番新しいのは ド・ヴィリエですが、これはその時ご紹介しました本の著者です。
あの本で紹介された事に感謝して畑に著者の名前が付けられたのだそうです。

一番評価が高いのはジェンセンで、今回入手できた 2007年のヴィンテージはパーカーポイント97点と表示がありました。
ネットでも大抵売り切れているようです。


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ところで先日作った洋梨のコンポートですが、飲めない私が口にしても一番良かったのは黒ワインの「カオール」を使ったものでした。
その時掲載した写真では赤より少し濃い程度の色でしたが、あの後時間が経つにつれだんだん色が濃くなって行き、紫を非常に濃くしたような色合いになりました。

これはどうだろうかなとおそるおそる口にしてみると、コクは見た目通り非常に豊かでしたが、驚いた事にしつこさは全くなく、後味が非常にすっきりしています。
井筒ワインの赤を使ったものより良い仕上がりです。
ロゼを使ったものはまろやかな口当たりの良さがお子さんにも勧められる風味です。

ううむ、黒ワインとはこういうものですか。
ちょっと研究してみましょう。

さて写真に一緒に写っているのは今日買ってきた種無しピオーネとたらみのゼリーです。
種無しピオーネはゼリーに入れてみようと計画しています。
黒ワインはあと1本しかないのでひとまず Calera の PINOT NOIR でやってみようかと思います。
アルコールを大部分飛ばしてしまったものと加熱を控えてワインの風味を最大限残したものを作ってみようと思います。


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果物のゼリーは好きでよく買ってくるのですが、なかでもこの たらみ のものはゼリーの食感がとても良く、いろいろ食べています。
写真のものは葡萄です。

先日これを食べていたら葡萄が元々持つ渋みが残っている事に気づきました。
先日読んだ「ワインの科学」によれば赤ワインに豊富に含まれるポリフェノールにはアントシアニンの他にも多くの種類があって渋みを感じさせる成分であるタンニンもその1つなのだそうです。
今回感じた渋みはもちろん僅かで渋柿のような強い渋みではありませんが、少しワインを口にしてみて初めて感じた渋みでした。


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ゼリーの硬さはどうしようかというのが今のところの課題なのですが、私はたらみのこの感じが好きです。
しかし試食していただいた複数の食いしん坊さんの意見によれば今回作ったような極めて柔らかいものが good なのだそうです。
硬めと柔らかめを作ってみようかなと今のところ考えています。


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食いしん坊にして大の飲ん兵衛である Nさん(一説には八岐大蛇の生まれ変わりとも)の感想によればやはり黒ワインを使ったものが一番良かったそうです。
黒ワイン、そろそろ出回っていますが、「月ラベル」が通常で 3,000円、「こうもりラベル」が 6,000円とかなりお高いです。

げに恐ろしきはグルメな舌ですね。

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コメント 2

kazu-kun2626

2枚目の写真いいですね。
今度まねしてみようっと゜
by kazu-kun2626 (2011-10-21 07:59) 

センニン

kazu-kun2626 さん、こんばんは。
お気に召していただいて嬉しく思います。
ちょっと変わった感じに撮れました。
包装紙と皿がちょっと邪魔なのですが、これがないと瓶に何が写っているのか分かりませんね。
by センニン (2011-10-21 19:35) 

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