パーソナルデキャンタ(?) [道具]
先日取り上げました黒ワインですが、最後は少々足りなくなったものの、6つのグラスにほぼ均等に注いであります。
馴れた人なら目分量で均等に注げるのでしょうが、普段嗜まない人はそうもいきません。
今回はしばらく前にたまたま面白い道具を見つけたので取り寄せてみました。
"Versovino" という商品で、ワインのボトルから一旦これに移し、それからグラスに注ぐための器具です。
熟成したワインは空気に触れる事で「目覚める」のだそうですが、一旦デキャンタなどの別の容器に移す過程を経る事によってより良く目覚めさせようというわけです。
これだけ見てもどのように使うのか分かりませんね。
まずコルクを抜いたボトルにこれを取り付けます。
そして傾きに注意しながら球形の部分にワインを移します。
球の部分いっぱいでほぼ 100cc です。
所定の量を移せたらまた傾きに注意しながらグラスに注ぎます。
一回目は気をつけないとボトルからも注がれてしまいますので慎重に
写真では右手にカメラを持ちながらやっていますのできれいに注げていませんが、両手を添えてゆっくりやれば大丈夫です。
量が一定に出来て、デキャンティングも出来るのでワイン好きには喜ばれるかもしれません。
もう1つ嬉しいのは写真の球の部分の製品名のロゴタイプのところを見ていただきたいのですが、泡が出来たようになっています。
これ、グラスに注ぐ時にウィスキーやワインのボトルからの注ぎ始めに聞かれる「トクトクトク」という音がするのです。
ボトルの内容量が少なくなると音がしなくなりますね。
あれはボトルの首の付け根部分を空気が通過するときに発生する音ですから、中身が減って首の付け根部分液体が触れなくなると発生しなくなるのです。
その点これは注ぐたびにその音が聞けます。
ちょっと面倒かもしれませんが、面白さが勝つのではないでしょうか?
何人かでワインパーティーをするときなどこれを使えば注目される事間違いなしです。
面白くて何度もやって飲み過ぎないように注意しなければなりません。
コメント 0