二種の樹脂製フルート： Guo M.I.C. [楽器]
昨日も取り上げました Guo M.I.C. の楽器ですが、 これは Grenaditte 製のものであるとのコメントがありましたので、その違いについてここで取り上げておきます。
http://www.gflute.com/en2/index.php/products/grenaditte-c-flute
まず Grenaditte の楽器ですが、色は黒のみで重量は 340g とあります。
http://www.gflute.com/en2/index.php/products/new-voice-c-flute
対して New Voice Flute の方は色は４色、重量は 250g とあります。
その他の外観上の違いはバレルの部分の刻印くらいでしょうか。
１枚目の写真でお分かりいただけると思いますが、色はグレーで New Voice と刻まれています。
保証書にもそう書かれています。
このスケールは非常に敏感なので近くに体重をかけただけで表示される値が変化しますが、カタログ値に近い値が表示されています。
思い出しましたが前々回のN響アワーで菅原さんは確かに白いピッコロを吹かれていました。
Guo のピッコロですね。
フルートを吹かれるときは Powell の木管に金属製の頭部管を付けて吹かれていました。
頭部管がどこのものかは分かりませんでしたが、Powell かもしれません。
Guo のこれらの楽器、頭部管の歌口はどちらもハンドカットとされています。
New Voice を何本か試奏した時驚くほど違いが大きかったのはそのためかもしれません。
もし試奏される場合は少なくとも３本くらいは比べてみる事をお勧めします。
センニンさん、こんばんは。
サンキョウの木管を吹きはじめて間もなく１ヶ月になりますが、ケースカヴァーがショルダータイプではないので買い換えを検討しております。木管はケースが大型になるので手持ちのカヴァーはほとんど入らず、特注しかないのかと思いながらNAHOKのHPを見ていると、センニンさんのブログがリンクされていて、ビックリしました。
やはりサイズ変更の特注で注文するとすごく高くなるのでしょうか？
さて、GUOのNew Voiceとグラナディッテですが、10月に上京した折にグラナディッテのピッコロを試奏しました。これはＰ社の同材質のものより好感触でしたが、在庫のみで今後製造の予定はないとのことでした。
樹脂製のフルートとピッコロはNew Voiceのみで展開していくのでしょうね。
Ｎ響の演奏会は私も観ましたが、菅原さんが吹いていたのはピッコロは間違いなくGUOだと思いますが、フルートはヘインズの古い木管に銀の頭部管を挿していたのではないのでしょうか？
ジョイントのコルク部分を覆うアダプターのようなものをアキヤマフルートに特注したというパイパーズの記事を読んだもので…
by IWARIN (2011-01-20 22:35)
ヤンニンさんありがとうございます。
by koniki (2011-01-21 10:31)
IWARIN さん、こんばんは。
NAHOK から依頼されてフルートとケースカバーの写真を何枚か撮りましたが、もう販売していないものや特注のものは掲載を見合わせたようで、黒の光沢に白フラップのものが使われました。
HP の記述では基本的には特注は受けたくないようですが、私は付き合いが長いせいかいくつか作ってもらう事ができました。
価格についてはものによると思いますが、通常の製品の３倍以内を目安にお考えください。カラーについても候補の中から選ぶようになります。
グラナディッテは New Voice より価格も高いですね。
New Voice を全面的に展開するのでしょうが、 "PIPERS" の記事によれば価格だけではないメリットがあるようです。
菅原さんのフルートの件、ご指摘の通りでしょうね。
デジタル放送でもそこまでは確認できませんでした。"PIPERS" の記事は読んでいますが、その件は記憶が怪しいです。IWARIN さんのおっしゃる事が正しいだろうと思います。
by センニン (2011-01-21 20:43)
koniki さん、こんばんは。
またお気づきの事がありましたらどうぞコメントをお寄せください。
よろしくお願い致します。
by センニン (2011-01-21 20:44)