柿右衛門の茶碗 [アート]
十二代柿右衛門の茶碗です。
ザクロや梅などがとても良いバランスで配置されています。
ザクロの絵付けです。
空間のバランスが柿右衛門様式の魅力です。
十三代柿右衛門の急須です。
可愛らしい蓋です。
茶碗とのセットです。
なかなか色が再現できませんが、透き通るようなきれいな白です。
釉薬も素晴らしくきれいでこの上なく滑らかで光沢も見事です。
女性的で優美な形です。
こちらの茶碗はお茶を飲むための茶碗ですが、最初の作品はご飯茶碗です。
その昔中国から磁器が入って来た時、圧倒的にお茶を飲むための茶碗が多く、磁器全体を茶碗というようになったそうです。
やがてご飯を磁器の茶碗で食べるようになってそれをご飯を盛るための磁器(茶碗)という意味で「ご飯茶碗」と呼ぶようになったそうです。
http://onoen.jp/column/column_16.html
こちらでは焼物の事を「瀬戸物」と言います。瀬戸産のものでなくても瀬戸物です。
瀬戸のものが圧倒的であったのでこう呼ばれるようになったのでしょうが、「茶碗」も同じような理由でこう呼ばれたというのが面白いです。
綺麗な茶碗ですね。
勿体なくてお茶を飲めません。(^^;)
子どもの頃は、陶器を瀬戸物と呼んでいましたね~。
by nyankome (2010-09-11 00:33)
繊細な線で、、形も素敵でしね~^^vvv
by ぷりん&りく (2010-09-11 04:03)
nyankome さん、おはようございます。
私ももったいなくて使えません。
これを愛でながら普段使いのお気に入りのものを使うのでも気持が違いますね。
良い器で食べるもの、飲むものは本当に味が違うのですけれど。
by センニン (2010-09-11 06:49)
ぷりん&りく さん、こんばんは。
柿右衛門は世代によってそれぞれ違いがあり、今は十四代目になります。
十四代さんは十三代さんの絵を高く評価していらっしゃいます。地の色もとてもきれいで滑らかで実物には見とれてしまいます。
お値段にもため息が出ますが。
by センニン (2010-09-11 07:04)