AUGARTEN と音楽の関係

このシリーズ（絵柄）は「マリア・テレジア」と名付けられています。

アウガルテンというブランドには今まであまり関心がなかったのですが、今回良いものをたくさん見る事ができたので少し関心が高まりました。
"ガルテン" は英語で言うところの "ガーデン" であろう事は想像がついたのですが、では "AU" はなんだろうかという事が気になっていました。
Wikipedia によると "アウ" は氾濫原の意味で、アウガルテンはウィーン北部、ドナウ川近くに位置する公園なのだそうです。

窯としてのアウガルテンは当初別の位置にありましたが、1744年にマリア・テレジアによって皇室直属の磁器窯となりました。

1864年に一旦閉鎖されたあと1924年にウィーン市北部のアウガルテンの中のアウガルテン宮殿に場所を移して再開されています。

アウガルテン宮殿は、知らなかったのですがウィーン少年合唱団の本拠地だそうです。
そしてマリア・テレジアはご存知の通りルイ十六世の妃、マリー・アントワネットの母ですね。
映画『アマデウス』でモーツァルトがマリー・アントワネットと薄暗い部屋の中で遊ぶシーンが記憶にあります。

マリア・テレジアの製品ラインアップはこちら。
http://www.sohbi-company.jp/shopbrand/013/001/X

マリー・アントワネットはこちらです。
http://www.sohbi-company.jp/shopbrand/013/011/X
これも素敵ですね。

点の知識がつながるのは一種の快感です。

コメント 4

朝顔のような花が見られますね。
by nyankome (2010-06-30 01:42) 

アウガルテン、ウィーン少年合唱団のことを調べていてお馴染みの言葉になりました。
ところで「アマデウス」にマリー・アントワネットと遊ぶ場面がありましたっけ？
by Cecilia (2010-06-30 11:17) 

nyankome さん、こんばんは。
朝顔はあちらでもおなじみのようで、マイセンのカップにも描かれます。
音楽も一般的には言葉を超えると言われますが、花のようなものの方がもっと共感できるかもしれませんね。
by センニン (2010-06-30 21:08) 

Cecilia さん、こんばんは。
さすがご存知でいらっしゃいますね。

マリー・アントワネットの件はちょっと筆が滑りました。
モーツァルトとマリー・アントワネットの最初の出会いはモーツァルト６歳、マリー・アントワネット７歳の時、シェーンブルン宮殿におけるマリア・テレジアの前での演奏のときでした。
小部屋で女の子と戯れたのはモーツァルト 25歳の時、コロレド大司教の屋敷での演奏会のシーンで、その時サリエリが初めてモーツァルトを目撃し、神様に恨み言を言う、そういう運びになるのでしたね。
by センニン (2010-06-30 21:19)