ANTONIO STRADIVARI IN JAPAN：Shin-ichi YOKOYAMA

これからヴァイオリンの記事が少しづつ増えます。

ストラディヴァリウス (アスキー新書 82)

• 作者: 横山 進一
• 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
• 発売日: 2008/10/09
• メディア: 新書

先日は無量塔蔵六さんの本をご紹介しましたが、この新書は新しい本です。
横山 進一さんは元々写真家ですが、ストラディヴァリウスの写真家として有名で、今では楽器製作にも手を染められているそうです。
http://www.nihonartplaza.co.jp/

代表的な仕事のうちの一つが上の写真集 "ANTONIO STRADIVARI IN JAPAN" です。
1984年に学研から限定出版された本です。
当時の定価は 48千円でしたが、今ではプレミアがついて Amazon では現在 128千円で一冊出ています。ネットオークションでも 100千円近い値段で出品されています。






中はこんな感じで当時日本にあったストラディヴァリウスの詳細な写真が掲載されています。
今では海外に行ってしまった "Sunrise" も冒頭に登場します。




その写真はこの CD にも使われました。





もう一冊の
"The Decorated Instruments of Antonio Stradivari" （2002年。定価 $1,000）に至っては何と 250千円以上で落札されています。

収録された写真は素晴らしい仕事ですが、ストラディヴァリウスは写真集まで破格の値段というわけなのですね。

コメント 6

ストラディヴァリは福の神ですね＾＾
by ユーフォ (2010-02-04 23:43) 

こんにちは。
横山 進一さん、初めてお聞きしましたが、ストラディヴァリウスの写真集とはすごい。
写真すばらしいですね。良い値段がするのもうなずけます。
by ながぐつ (2010-02-05 06:35) 

ユーフォ さん、こんばんは。
当時買っていれば儲かったかもしれませんが、残念ながら定価より大分高く買っています。Amazon の価格で売れれば儲かりますが...。
by センニン (2010-02-05 20:12) 

ながぐつ さん、こんばんは。
確かに素晴らしい写真の数々です。
ヴァイオリンを扱う業者は必携ですね。
撮っているうちにヴァイオリンというものに魅せられて作るようになってしまったというのもすごいです。
by センニン (2010-02-05 20:15) 

こんばんは。＾＾
＞ストラディヴァリウス
写真で見ただけでも、その美しさが伝わってきますね。*＾＾*
by kaika-t (2010-02-05 21:57) 

kaika-t さん、おはようございます。
ヴァイオリンの形は美しいですね。
現存する最も古いバイオリンはストラディヴァリが修行したアマティのものだそうですが、その基本の形がずっと受け継がれています。
別の形のものを試した人もいるに違いないと思うのですが、私たちが見る事ができるのはこの形のものだけです。
モーツァルトの才能が神から与えられたものだとすれば、最初にこの形を作った職人の感覚も神から与えられたものかもしれませんね。
by センニン (2010-02-06 07:52)