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思わず涙:「のだめカンタービレ」最終楽章(前編) [映画]

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先週山野楽器に行ったら階段で「のだめ〜」のパネル展をやっていました。
映画の場面がスチール写真で展示されていました。
まだしばらく見られると思います。
写真はどのフロアか忘れました(多分 CD 売り場)が、サイン入りの写真が展示されていました。
これは多分後編の一場面ですね。
著作権の関係であまり大きな画像は掲載できませんのでご了解をお願いします。


 今日はどこにも行かないつもりであったのですが、何気なく映画の情報を調べていたら通っている楽器店のそばの映画館で「のだめ〜」が上映されていてインターネットで座席指定でチケットが購入できる事が分かり、さらにかなり空席があったので購入して観て来ました。

 上映している部屋は二つで、座席数が違うほか音響にも少し違いがあるようです。音楽映画なのでなるべく良い条件で体験したいので、大きな部屋の方のチケットを購入しました。

 ラン・ランが演奏しているというのも期待していましたが、試験の場面で弾かれるモーツァルトの「トルコ行進曲」、個性的でとても良かったです。

 マルレオケの「ボレロ」はかなり誇張していて笑えました。それにしてもボロボロでレベル低下が著しいという設定のオケにしては(吹き替えでしょうから当然ではありますが)音が良いのはご愛嬌ですね。
 「1812年」は練習と本番でかなりの差で、これはちょっといかに何でもあのレベルであの本番は無理だろうと思えました。演奏会の場面ではとても良い演奏で、思わず涙が出てしまいました。ここしばらくこんな事はなかったです。
 大砲は会場外に何台も用意して空砲を撃つという設定ですが、これは現実にはなかなか難しいですね。舞台裏にいるバンダならずともパイプオルガンの位置でさえタイムラグがあって大変なのですから、会場の外でというのは実際には無理でしょうね。

 バソンも見られました。今まで意識した事がなかったというより初めて見たと言わなければなりません。オーボエの演技、とても自然でした。それにしてもオーボエはクラリネットとは違ってかなり水平に近く構えるのですね。コンチェルトだからなのかもしれませんが。

 バッハのピアノ(本来はハープシコード)コンチェルトも良かったです。これもラン・ランだったのでしょうか?ピアノは他の場面では YAMAHA が使われていましたが、この場面では C.BECHSTEIN が使われていました。他の楽器も見えた範囲では大太鼓が YAMAHA、シンバルは Zildjian でした。


 観終わったあとで楽器店に寄りお部屋を借りて本年最後の練習をしました。
 帰り際、オーボエとファゴットのカタログをもらって来ました。BUFFET Crampon のカタログにバソンが載っていたのです。なるほどファゴットとはかなり違います。漫画と映画に教えられました。

 最後は山野楽器で CD を購入しました。
 
のだめカンタービレ 最終楽章 前編&後編

のだめカンタービレ 最終楽章 前編&後編

  • アーティスト: のだめオーケストラ,エデルマン(セルゲイ),ロンドン・フィルハーモニック・オーケストラ,ラン・ラン,東京フィルハーモニー交響楽団,池田昭子,太田雅音,金子鈴太郎,小山清,ペク・ジュヤン
  • 出版社/メーカー: ERJ
  • 発売日: 2009/12/09
  • メディア: CD




 さてもう「紅白歌合戦」が始まっています。今年もあと数時間です。
 今年は去年に比べてとてもたくさんの方においでいただけるようになりました。nice! やコメントもたくさんいただきました。
 おいでいただいたたくさんの方に感謝するとともに来年が皆さんにとって良い年になりますようお祈り致します。
 来年もよろしくお願い致します。
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コメント 2

ながぐつ

センニンさん、こんばんは。
ながぐつは、静岡県三島市の実家で紅白を見ながらこれを打っています。
のだめ、見れて良かったですね。

マルレ・オケの吹き替えは、ロンドンフィルですから、うまいですよね~。千秋の吹き替えはラン・ランではないようです。

黒木君のオーボエ、かなりの演技指導を受けたようです。確かにクラリネットに比べるとオーボエは水平に構えます。楽器の先端が、譜面台がぶつかって困ることもありますね。

センニンさんのお陰で、旧年中は音楽知識がかなり広がりました。ありがとうございました。どうぞ良いお年をお迎えください。

by ながぐつ (2009-12-31 22:19) 

センニン

ながぐつ さん、今年は本当に有難うございました。
コメントや nice! をいただくと励みになります。

ロンドン・フィルなら上手いはずですね。
"下手な演奏" の演技も良かったです。

 先程 NHK 教育 TV でバレエの「ボレロ」の録画を放送していました。これは素晴らしいです。女性ダンサーですが、ジョルジュ・ドンとは違う素晴らしさです。鍛えられた肉体の無駄のない緊張感のある動きは見入られずにはいられません。演出が素晴らしいです。オケの音はいまいちですが。DVD が出たら買います。振り付けは同じモーリス・ベジャールですが、ジョルジュ・ドンとは違う感動があります。

書き忘れましたがフルート二人のうち女性の使っていたのはゴールドフルートでしたね。ここはぜひ黒ずんだ古いフルートを使ってリアリティを出して欲しいところですが、フルート吹き以外はそんな事は気にしないでしょう (^^)

 ファゴットのカタログと一緒にオーボエのカタログももらって来ました。
 来年はオーボエの事、いろいろ教えてください。

 どうぞご実家でゆっくり休養されて来年は一層充実した音楽生活を送られますようお祈り致します。
 ながぐつ さんの来年が良い年でありますようお祈り申し上げます。

by センニン (2009-12-31 22:52) 

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