ゴールウェイは Nagahara [楽器]
"PIPERS"、"THE FLUTE" 最新号ではいずれにもゴールウェイが登場しています。
"THE FLUTE" では楽器については触れられていませんが、"PIPERS" では触れられていて、あまりない事ですがベタ褒めです。
楽器は Nagahara の 24k、キィ 14k、H管、Cis トリル付き、ピンレスシステム、と説明しています。頭部管、スケール、キィ全て気に入っているとして、他のフルートより左手親指キィがやや上めについているのが都合が良いとしています。
はっきりとは言っていませんが、これはフルコンサート（FC）モデルでしょう。
"PIPERS" の写真ではよくわかりませんが、"THE FLUTE" の表紙写真では FC にしては頭部管が少し短いようにも思えますが、そうかもしれないと思えるように写っています。
以前撮った写真を掲載します。管体 14k、キィシルバーのモデルと私の Aihara です。部分を拡大していますので不鮮明な点はご容赦ください。
f=28mm 相当ですが二本並べてレンズのほぼ中央で撮っていますのでレンズからの距離の違いによる大きさの違いはほぼないと思っていただいて良いと思います。
右側に写っているキィポストの位置を基準に合わせてありますが、頭部管の長さの違いがお分かりいただけると思います。歌口の位置もやや違うように思えますね。親指キーの位置は並べては撮らなかったので比較できません。今度機会があったら撮ってみます。
試奏した印象は以前記事にしましたが、FC は確かに違います。シルバーのモデルだったらどう違うのかは試しませんでしたが、この 14k は確かに良いです。
http://music-1000.blog.so-net.ne.jp/2009-08-17
24k を試奏したくなってしまいましたが、山野楽器にはありません。
あっても買えませんが。
以前見せてもらった NYフィルとの共演のチラシにはメカーの刻印がはっきり分かるように持ったゴールウェイが写っていました。確実なデータは持っていませんが、2005年頃から使用しているようです。 Nagahara のポスターにも登場したようですのでそのうち山野楽器の店頭でも目にする事ができるでしょう。
ところで先日取り上げました有田氏のバッハ、今回はなんと BWV1031 のシチリアーナが最後に収録されています。
ブックレットによれば新バッハ全集からは偽作（疑作）として除かれたものの、2006年の続巻で再度加えられたのだそうです。前回の録音以降の事ですね。有田氏も愛着があるのでしょう、1031全曲でなくこれだけを収録しています。最初の録音以来という事になります。
ここで聴かれるシチリアーナのなんと自由な事でしょう。それにこの音色、サントリーで演奏した今年の年末にこうした演奏が聴けるとはとても嬉しい事です。
今年は今までになく演奏会に足を運んだ年でしたが、来年の予定が既に二つ入っています。新年早々は工藤氏です。今から楽しみです。
良いお年をお迎えくださ～い。
by アレクリパパ (2009-12-31 10:34)
来年も宜しくお願いします。
良いお年を＾＾
by ユーフォ (2009-12-31 11:28)
今年はあまり練習できませんでしたが、新年はもっと音楽を楽しみたいと思っています。新年もよろしくお願いいたします。
by flutist (2009-12-31 13:29)
アレクリパパ さん、こんばんは。
今年はご訪問いただき有難うございました。
来年もよろしくお願い致します。
アレクリパパ さんも良いお年をお迎えください。
by センニン (2009-12-31 20:07)
ユーフォ さん、こんばんは。
同郷の方にご訪問いただきとても嬉しく思います。
来年もよろしくお願い致します。
ユーフォ さんにとって良い年でありますようお祈り致します。
by センニン (2009-12-31 20:09)
flutist さん、こんばんは。
いつも素晴らしい写真を見せていただき有難うございました。
とてもあんな写真は撮れず、我が家にやって来る鳥の写真も撮ってはみたものの、とてもアップできません。
来年はぜひ音楽関係の記事も読ませてください。
flutist さんが一層良い音楽に触れ、また一層良い音楽を生み出せますようお祈りしております。
by センニン (2009-12-31 20:20)