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文庫目録も時につれ [本]

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書店に行くとおすすめの文庫本が各社並んでいて夏休みだなあと実感します。



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昔は新潮、角川、旺文社、講談社、集英社、岩波などの文庫総目録をよく読んだものでした。


そのころは少し厚めの文庫本の体裁でしたが、今は一部のおすすめのものだけそ収録したものが作られるようになったようです。

もの足りないですね。

まあ全部あっても小学生から高校生までに進められるようなものばかりではないのですが、内容を読んではどんな内容だろうと想像を巡らせるのも楽しみの一つでした。



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この中でも昔の総目録の面影を残してるのは新潮文庫だけですね。

新潮文庫は今でも天はアンカット本の面影を残していて、栞紐(スピン)も備えています。


講談社文庫が出たときは紙の白さと天、地、小口まで綺麗に裁断されているのが印象的でした。

カバーは全部同じデザインで、書名や著者名が変わるだけでした。


当時岩波文庫はか¥今のようなカバーはなくてハトロン紙のようなものが掛けられていました。

価格も星ひとつにつきいくら、という設定でした。

その後カラフルなカバーを見せて持ち歩くのが流行して以降、岩波文庫もコート紙のカバーをかけるようになりましたね。


腰巻(帯)が変形してカバーが二重にかかっているようになったものが出現したのは最近です。

腰巻というのは日本の出版界の慣習のようですね。

表紙を邪魔しない、表紙の隠れる部分を印刷した帯もありますね。


これから20年もしたらまたずいぶん変わっているでしょうね。


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