木と焼物@gallery ten [花、植物]
恒例の企画展です。
坂井千尋さん
東京都日野市で作陶する千尋さん。
テンでは隔年の企画で出展していただいています。
シンプルなカタチの器に、モノクロの動物の絵。
私たちの暮らしの中で身近にいる犬、猫などをはじめ、
森の中にいそうな愛らしい生き物がモチーフになっています。
千尋さんの生き物に対する愛情が感じられる。
白×黒のクールでモダンな印象の中にその温度が加わり、優しい気持ちにしてくれます。
多くの千尋ファンを魅了する器は、
少しずつ買い足していけるよう、
プレートやカップなど、いくつかのサイズ展開を変わらず作り続けられています。
最近では、季節感がでるような、展覧会に合わせた時季の植物なども描かれるようになりました。
(gallery ten)
駒田雄蔵さん
埼玉県三郷市で木工制作をする駒田さん。
テンでは初登場です。
工房ではオーダー家具や店舗什器を作っていましたが、
1年前から旋盤で木の器を作るようになりました。
自在に造形が変化するさまが楽しく、
いろいろな樹種で美しいフォルムの花器や食器が続々と生まれています。
そこにあるだけでオブジェのような麗しい存在感を放ち、
モダンなインテリアとして空間を演出してくれます。
また、ボックス型のフレームもたくさん出展してくださいます。
奥行きのあるフレームは飾る絵などを引き立て高感度に。
(gallery ten)
花器の他の製品たち。
フレームやプレートです。
器たち。
素焼きの上に白を被せ、その後白く残る部分に油を含むもので絵柄を描き、その上に黒い釉薬をかけて作られるそうです。
木の器は欅や樫、黒柿、ウォールナット、栃等々で作られています。
ガラス器の絵柄はプリントです。
花器はほとんどが一輪挿しで、ドライフラワーやプリザーブドフラワー用です。
普通は使わないような部分を敢えて使っています。
魅力的な造形です。
ガラス管が埋め込まれているものは水を入れられます。
でも一輪挿しですが。
オブジェとして置いてもいいですね。
一種類変わり種がありました。
フレームにはアクリルが使われています。
想像が膨らみます。
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