SSブログ

British Brass Chiba 10th Concert [演奏会]

iIMG_1226.jpg


演奏会を聞くのもずいぶん久しぶりになってしまいました。

いつも練習している施設のホールで演奏家があるというので聴きに行きました。


撮影は可でしたが、録画は不可です。

iPhone 11 Pro で撮っています。

こういう条件ではいい色、出ませんね。



iIMG_1223.jpg


次回は美浜文化ホールとのことですので、いつもここでというわけではないようです。



iIMG_1225.jpg


iIMG_1227.jpg


馴染みのない方のために説明しますと、金管楽器と打楽器だけのバンドです。

楽器編成を見ますとブリティッシュスタイルのフル編成です。


全員が団員というわけではなくて賛助出演もいらっしゃいます(♪)。

打楽器はティンパニ、大太鼓のほかシロホンやタンバリン、チューブラーベル、ゴングその他諸々ですが、小太鼓の他にドラムセットが使われます。

楽器に座って叩く初めて見る楽器(カホンらしい)もありました。


金管楽器はトランペットは使われず、コルネット。

そのほかにフリューゲルホーン。

フレンチホルンもなくて Alto Horn(Tenor Horn)。

ユーフォニウムの他に Baritone Horn。

その他はトロンボーンに B♭Tuba と E♭Tuba。


これらによって刺激的でない柔らかな響きが生み出されます。



iIMG_1228.jpg


聴きに行ったのは第一部の曲目に引かれたからです。

イギリス映画『ブラス!』。

いい映画でした。


指揮者は『ジュラシック・パーク』などのピート・ポスルスウェイト、団員で『STAR WARS』シリーズのユアン・マクレガーが出ていましたね。


二部以降はあまり馴染みがありません。

『ライオン・キング』は全然観ていませんし。

二曲目はディープパープルの誰でも聴いたことがある曲。

三曲目はカホン(多分)の演奏が印象に残りました。

演奏された方は第一部でティンパニを演奏されていて、第二部の一曲目ではドラムセットを演奏されていました。

ティンパニもいい音でした。



iIMG_1230.jpg


演奏者の大部分が客席を向かないのが伝統的なブリティッシュスタイルだそうです。

前を向いている Tuba、Tenor Horn はベルが上を向いていますので全部の金管楽器の歌口が客席以外の方向を向いています。

それが全体が一つの球体になったような響きを生み出します。



iIMG_1232.jpg


2012年創立ということで、今回は10回目。

入場無料ですから運営は楽ではないでしょう。

(有料にするとホールの使用料が高くなるという事情もあります)

道には楽器運搬用のトラックが止まっていました。

打楽器の多くは借りているとか。


メンバーはある程度以上のレヴェルの方が揃っているという印象でしたが、力量には違いがあるようでした。

アマチュアですからあまり高いものを望むのは酷というものです。

しかし力量のある人でも演奏で食べていけるのは運にも恵まれなければ無理です。

音楽大学を出ても全く関係ない職業につかなければならない場合も珍しくありません。

先日の NHK で音大卒業生に仕事を用意して移住を持ちかけている自治体の例を紹介していました。

取り上げられた例では女性のトロンボーン奏者でしたが、移住したところで保育士として働きながら演奏活動もされているそうです。

初年度六人が集まったそうで、アンサンブルも紹介していました。フルートの方もいらっしゃいました。


終わってから訊いてみますと例のパーカッションの方はエキストラらしいです。

もう一度聴きたいものです。


nice!(6)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 6

コメント 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。