違いは人それぞれ [楽器]
頭部菅はそれぞれ特色がありますが、頭部管に限らず他の人がどう聴いているかは自分ではわからないものです。
最近レッスンの時幾つか先生に試していただきました。
この象牙はクラシックな方です。
夜光貝と象牙(二本のうちやや扱いやすい方)を試していただきましたが、先生は象牙がお気に召した様子です。
こちらは今までにご紹介したことはありますが、普段あまり登場する機会がない相原さんオリジナルの独創的な頭部管です。
このアングルで見ることはフルートを吹く方以外はないと思いますが、反射板です。
中心に穴があいています。
反対側から見たところです。
ホーンが仕込んであります。
このような仕掛けのクラウンを装着します。
ねじ込む度合いによって中心部の穴の塞がり方が変化します。
先生は開けた方が気持ちよく吹けるとおっしゃったのですが、足部管の先の方で聴いていると、塞いだ方が充実した響きに聞こえます。
練習場所で自分で改めて聴いてみますと、左側にも音が放射されるためか広がりがあるように聞こえます。
しかし塞いだ方が密度の高い音に聞こえます。
この頭部管は歌口は現代的な作りで、大きめで四角に近い形状です。
使いやすいのは確かでミスも少ないのですが、音色の魅力という点では象牙をはじめとする非金属のものにはかないません。
プロでない私は一つで何でもというわけにはいかないのです。
使いにくい楽器を使いこなすのも訓練のうちではあるわけですが、先生曰く「楽な方がいい」。
それはごもっともですが、私はまだ難しいものを使いこなす訓練を続けましょう。
センニンさん、こんばんわ。過日クレーム対応についてのアドバイス、感動モノでした。実はコレには後日談がありまして、センニンさんのコメのクレーム対応のアドバイスをコピペして私が会議に持ち込み、顧客のクレーム電話対応の重要性を話し拍手喝采!センニンさんのアドバイス、有難く使わせて頂きました(笑)。
by きーちゃん2 (2016-09-13 21:33)
なるほど、訓練頑張って下さい。いつ見ても白い象牙はきれいですね。
by yamatonosuke (2016-09-14 01:29)
きーちゃん2 さん、こんばんは。
今読み返してみるとちょっと文章がおかしい箇所がありますが、まあお役に立って良かったです。
by センニン (2016-09-14 20:26)
yamatonosuke さん、こんばんは。
象牙は古くから愛されてきた素材です。
日本では根付や印章がポピュラーですが、箏をはじめとする楽器にも使われます。
ただ、海外に行くときは注意が必要で、税関で没収される可能性があります。
なのでこの頭部管を海外の有名演奏家が気に入ったとしても、持ち帰る箏は困難です。
by センニン (2016-09-14 20:30)