MINTON:PATE-SUR-PATE by Alboin(e) Birks [アート]
ライティングの装置をリニューアルしたのでブツ撮りが続きます。
昨日のカップも新しい装置で撮っています。
ミントンと言うと “ハドンホール” でおなじみのイギリスの名窯ですが、私たちが知っている以上の優れた窯で、 TIFFANY にも製品を納めています。
その辺についてはいつもお世話になっています(株)創美さんのネットショップに的確な記述がありますのでそちらをご参照ください。
なお、この記事では “アルボイン・バークス” と表記されていますが、"アルビオン・バークス" の誤りと思われます。
※'16.09.29 追記。
英国で発行された MINTIN に関する書籍二冊に当たってみたところ、Albion でなく Alboin または Alboine が正しいことが確認できましたので、訂正いたします。
TIFFANY で販売される商品でもものによって製造元は違い、以前ご紹介した C&S は日本製です。
http://senoo-shouji.com/2016/04/05/ミントンの飾り皿に隠された技法(アンティーク/
このプレートは上記のネットショップに掲載されている作品に似ていますが、三面ある絵柄はよく見ると異なりますし、金彩はより華麗になっています。
絵柄左下に AB のサインがあり、
ここに A. Birks と入れられています。
わかりやすいように加工しています。
それにしても、上澄みを塗り重ねてこんなものを作ってしまうとは殆ど狂気の沙汰といっても良いもの凄さです。
目の肥えた TIFFANY の顧客向けの商品。
ネットで検索してみると、飾り皿で よく見つかるのは金彩のないあっさりしたものです。
この技法については高級洋食器の販売に関わる方でもご存知ない方もいらっしゃるので、これを知っているとかなりの「通」と思われます。
コメントありがとうございました。
精巧ですねえ。お皿だとうっかり割ってしまったらどうしょうと
見ていてもそればかり気になりそうです。
by いっぷく (2016-09-06 22:22)
これはゴージャス&煌びやかなデザインですね。さぁ、何を盛りつけましょうか。私ならサーモンのカルパッチョですね。
by yamatonosuke (2016-09-07 01:17)
おはようございます
秋明菊のご指摘ありがとうございます
早速修正しましたよ
素敵なお皿ですね~
by kazu-kun2626 (2016-09-07 07:14)
いっぷく さん、こんばんは。
こうしたプレートを飾る場合は大抵額装します。
食器として使う事はこれは考えられないですね。
美術館あるいは博物館にあってもおかしくない仕上がりとコンディションです。
by センニン (2016-09-07 20:03)
yamatonosuke さん、こんばんは。
素材がギリシャ神話なのでギリシャ料理にどういうものがあるのか調べてみましたが、知っているものは一つもありませんでした。
そこで、まず大根を一本用意します。
羽も別途用意して天使を作ります。
弓矢も用意しましょう。
モチーフはお仕置きされているいたずら天使です。
氷の彫刻を飾っても良いかなと想像を巡らしました。
バカラにハートを差し出している天使のフィギュアがあります。
そんなものを置いてテーブルに飾っても良いかなと思います。
by センニン (2016-09-07 20:09)
kazu-kun2626 さん、こんばんは。
近寄りがたい威厳を備えていますね。
天使を懲らしめているというユーモアもちょっとブラックでシュールです。
by センニン (2016-09-07 20:12)