花は舞い、雉子は呼び交わし空を滑る:加曽利貝塚 [自然・環境]
桜のじゅうたんを探し歩いたわけではないのですが、風に舞う花や地面を彩った花を見ることができました。
加曽利貝塚では新しく1棟、住宅が復元されていました。
新築です。
足を踏み入れたてばらくすると聞き間違えようのない甲高い声が鋭く響きました。
雉子はふた声
♪ソー、ラーー
と鳴きます。
オスの声とメスの声は聞き分けることができませんが、時間が経つにつれあちこちで声が響くのが聞こえました。
風が少し起こるとハラハラときれいに舞います。
鮮やかな紫の花を撮っていると、すぐ近くで声がしました。
この向こうは斜面で、湿地帯です。
400mm でまず一枚。
そろそろと近づいて、もう一枚。
もうちょっとアンダーでも良かったですが、調整している暇はありません。
このあと向こうに潜ってしまいましたが、消えた方角の先を見るとメスが去るのが見えました。
川の向こうの右でも左でも声がします。
このあと先ほどの場所に戻ると、先ほど紫の花を撮影していた辺りから先ほど隠れた辺りまで何かが飛びました。
鳩ではないなと思って見ていますと、メスの雉子でした。
さらにそのあとを追ってオスも飛びます。
どうやらこの時期は繁殖の季節のようです。
そして以前姿を見た方へ行ってみますと、湿地の方からまさに上に上がろうと飛んできたメスとオスが翻って元の方角に飛ぶのが見えました。
メスは遠くに飛んだのでなんとか不鮮明ながら撮れましたが、オスはもっと手前に降りたようで見えませんでした。
オスは二羽いたように思いますが、不確かです。
目撃した二回ではメスが先に飛び、オスがあとを追うように飛んでいました。
草が伸びてきたらもう少し目撃する機会が増えるかもしれません。
初夏の頃、また行ってみましょう。
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