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森 麻季 さん&福井 敬 さんデュオリサイタル [演奏会]

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午前中はちょっとした嵐でしたが、昼過ぎにはお天気になりました。
雨が降ってくれたので砂埃が飛ばなくてよかったです。


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会場は千葉県文化会館。
午後 2時からでした。

この会場での演奏会は千住真理子さん以来です。


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CD が販売されていましたが、佐倉での演奏会と同様サイン会はありません。

この文化会館には千葉県の吹奏楽コンクールの思い出があります。


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曲目は次の通りです。
赤字は森さん、青字は福井さん、緑はデュエットです。

ピアノは佐倉と同じ 山岸 茂人 さんでした。

 

 ヴェルディ:「椿姫」より 乾杯の歌
 ディ・カプア:オー・ソレ・ミオ
 グノー:アヴェ・マリア
 マスカーニ:アヴェ・マリア
 ビキシオ:マリウ、愛の言葉を
 小林 秀雄:落葉松
 武満 徹:死んだ男の残したものは
 山田 耕筰:からたちの花
 菅野 よう子:花は咲く
休憩
 マイアベーア:「ディノラー」より 影の歌
 ロンバーグ:ミュージカル「学生王子」より セレナーデ
 プッチーニ:歌劇「ジャンニ・スキッキ」より 私のいとしいお父さん
 ヴェルディ:「リゴレット」より 女心の歌
 ドニゼッティ:「ランメルモールのルチア」より あたりは静けさにつつまれ
 プッチーニ:「トゥーランドット」より 誰も寝てはならぬ
 レハール:「メリー・ウィドウ」より メリー・ウィドウ・ワルツ(唇は語らずとも)

アンコール
 プッチーニ:「ラ・ボエーム」より ムゼッタのワルツ
 カルディッロ:カタリ・カタリ(つれない心)

森さんの歌は佐倉で聴いたのと同じものがいくつかありました。


この文化会館はもうだいぶ古いので音響設計も現在の水準ではあまり良い方とは言えません。
特に今回のような声楽ではステージでは妙に散ってしまうような印象があって、演奏家の声の良い点が生かされないきらいがあります。


デュエットで始まりデュエットで終わる、今日のこの日らしい構成でした。
MCも最小限で、森さんは佐倉での演奏に比べると少し力が抜けている印象でした。

福井さんの声量は大したもので、声量を基準に考えるならこの規模のホールが適していると思えました。
ミュージカルの曲は英語での歌唱がちょっと新鮮でしたが、楽しませてもらえたのは開始と共に客席が明るくなったので何だろうと思っていたら、後ろの扉から福井さんが歌いながら現れた演出でした。

ステージに向かって左の通路を進み、中央の通路に至ると右に進み、右側を前に進んでステージに上がりました。
その声量たるや大したもので座席が中央の通路の数列後ろのほぼ中央ということもあって左後ろから歌が始まり、左前から右前に移動し、右横で歌った後右前に移動するというコースで、耳が痛いほどの声量を堪能しました。


そこで改めて確認したのはやはりこのステージでは本来の声の響きが生かされていないということです。


正直なところ最初の声の印象はそれほど良くはなかったのですが、間近で聴くと素敵でした。


マイクを通した話し声も甘く、歌は演技過剰とも言えるほど情熱的なものでした。


大震災にも触れて(山形のご出身とのこと)、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の朗読もあったのですが、朗読というよりはオペラのレチタティーヴォのようでした。

 

「女心の歌」では今度はステージから始まって客席に降り、その後前方からお客様の間を回りました。

 

カンツォーネではステファノなどとは違うイタリアらしいオーバーな表現が面白く聴けました。

反面「落葉松」はもう少し静かな表現でも良いかなと思えました。

 

「死んだ男の残したものは」では抑えきれない感情が表れた、と聴けました。

 

森さんを聴くのは喜びです。

最後のデュエット、「メリー・ウィドウ・ワルツ」は最初向かって左袖から福井さんが登場して歌い始めると後から右袖に森さんが登場し、両側から向かい合って歌います。

やがて近づいて手を取り合い、肩を寄せて素晴らしい二重唱が展開されました。

 

堀内敬三さんの訳と思われる日本語での歌唱です。

 

とても楽しめた演奏会でした。

 


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文化会館は千葉城のすぐそばにあります。



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来月には横浜で森さんと林美智子さんのデュオリサイタルがあります。


聴けるものなら聴きたいです。

 

 




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