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アイハラフルートフェア '15 [楽器]

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頭部管メーカーになってしまったような趣の相原さんです。

 

 

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試作品ですがサヌカイトのリップのものもあります。

 

 

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今回初のお披露目となった B♭足部管です。

 

 

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左利き用フルートもまだ珍しいです。

 

 

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香木のリップもあります。

 

 

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赤珊瑚は色鮮やかです。

黒檀にも明るい色のものがあります。

 

 

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黒は水牛の角です。

 

 

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ピッコロの頭部管です。

象牙製と象牙のリップの金属製です。

手前は夜光貝のリップです。

 

 

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クラウンにも同じ素材が使われます。

 

 

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これからこうしたものがトレンドになるらしいです。

埋め込まれているのはラピスラズリです。

 

 

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絵具のウルトラマリンの原料でもあります。

 

まだどことは言えませんがスワロフスキーを使う予定のメーカーがあるそうです。

 

 

朝一番で 高野 成之 さんがお見えになりました。

左利き用のフルートはすっかりマスターされていらして、見事な演奏を聴かせていただきました。

SANKYO の A足部管を初めて見ました。

相原さんの水晶のリップの頭部管がお気に入りです。

 

相原さんに今回のシステムで是非 A足部管を作るようにと勧められていました。

複雑なメカが不要な分、軽いのです。

足部管が長い分重くなりますから軽い方が良いというわけでしょう。

 

 

左利き用フルートは音を出すだけでも大変ですが、高野さんのご説明によれば左に構えた時どうしても右に構えた時と同じように先端が下がり気味になりがちですが、逆に上がり気味にしないと正しい角度で息が吹き込まれないのだそうです。

 

そのようにやってみるとなんとか出るようにはなりましたが、指の押さえなど相当訓練しないと使えるようにはならないでしょうね。

 

しかし高野さんのお弟子さんと思しき方がしばらく触っていると結構演奏になっていったのです。

恵まれた人が羨ましいですね。

 

 

サヌカイトのリップの頭部管が気に入りました。

自分が聴く音とそばで聞いている人が聴く音とは違うわけですが、水牛の角が一番という方も水晶が一番という方もいらっしゃいました。

難しいことに楽器との相性があって組み合わせる楽器によっても違いますし、第一に吹く人によっても違うのです。

さらに重要なことに、音の好みもあります。

年齢による音の聴こえ方の変化もあります。

 

サヌカイトはまだ材料の供給を得られないとのことで展示されたのは試作品という位置付けですが、思えば相原さんとご縁ができたのもサヌカイトの笛がきっかけでした。

 

B♭足部管もできることなら手に入れたいものです。

フルート本体と一緒に注文するなら5万円高、足部管単体では 25万円とのことです。

相原さんの楽器は良心的な価格設定です。

 

最初に楽器を注文した時もそのメカニズムが気に入ったと言うより第一には音が気に入ったわけですが、価格が思ったより安かったのが意外でした。

 

楽器をメーカーで選ぶ人には関心を持たれないかもしれませんが、手にする価値はあります。

保証は永久です。

 

そもそも1年経ったら楽器に原因があっても修理が有料になるというのもフルートに限らず納得し難い事です。

 

 

 

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いちご大福が売っていました。

いちご好きには誘惑です。

 

 

 

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