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フレージング [楽譜]

A Thousand Winds2.jpg


風邪はだいぶよくなりました。

処方された薬を指示通り服んでいますので、効果が現れているのでしょう。

少し残っていた喉の不快感もありません。

しかし喋ろうとすると咳が出ますので、昨日は服まなかった咳止め薬を先ほど服みました。



さて先週演奏しました「千の風になって」はフレージングについて考える材料になると気づきました。


鮮明な楽譜を掲載する事はできませんが、ご容赦ください。


上の画像は "泣かないで" で始まる部分ですが、譜面は八分音符四つづつの一括り二拍分が二つで一小節を構成しています。

そしてフレージング記号が次の小節の全音符一つまでを含めて一つのフレーズである事を示しています。


しかしこの部分の1コーラス目の日本語の歌詞は5文字+3文字+1文字という構成になっていますので


 


A Thousand Winds22n.jpg


このように区切らなければなりません。


そしてこの曲の2コーラス目では歌詞は今度は "畑に" で始まる4文字+4文字+1文字という構成になっていますので連桁で結ばれた二拍づつで区切って良い事になります。


A Thousand Winds3n.jpg


この曲の歌詞とメロディーの関係については以前触れましたのでここでは改めて触れる事はしませんが、この曲は詞が先にできているはずですので、箇所によってメロディーを変えるという手もあっても良いはずです。

どういう風にかと言えば「泣かないで」という言葉の自然のアクセントを活かすように、です。


メロディーをこのままにしたければ日本語訳の方の言葉を変更するわけです。



まあ、この曲ができた過程を考えるとそこまで考える必要はなかったのだろうとは思います。


歌ものを演奏するときはこのような事に気をつけた方が良いのではないかと思います。



さて明日はレッスンですが、かなり冷えそうです。

花は少ないだろうと思いますので、体調を考えて朝の更新はお休みします。

日曜の朝にはなるべく更新したいと思います。



 

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