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漆黒の器、輝く光沢、燃える唐草 [アート]

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漆には普段縁がないのですが、千葉そごうの「日本の職人展」で奥の方にあるブースを覗いたところ、美しい光沢が目に入り、足を止めました。



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漆器ですが、普通の漆ではなく「純漆」を塗っているのだそうです。


説明書きによりますと「純漆」とは

 天然の漆を熱を加えない製法により精製した、

 漆の成分を損なわない、

 きめの細かい、

 漆が本来持つ強さを引き出した

漆なのだそうです。


 低温、低湿でも硬化し、

 直射日光や熱にも強く、

 塗幕が硬く傷つきにくく

 剥がれにくく、

 美しい艶が得られる

のだそうです。


艶が美しい事は一枚目の写真でごらんいただけるのではないでしょうか?




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逆さの写真ばかりですが、反射が強いので撮りにくいのです.



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唐草模様は銀で描かれています.



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一番の特徴は食器洗い機で洗えるという事でしょう.



なちや さんという京都の会社です.

http://www.nachiya.co.jp/index.html

HP にはこの製品についての説明もあり、安全な食器として学校給食でも使われているそうです.


お話では硬度は6だそうです。

水晶が7で、オパールが5〜6ですから、塗 物としては非常に硬いと言えるでしょう。


金を使ったカップもありましたが、この素晴らしい光沢と凄みを感じる唐草の色に心を奪われました。


優れた職人さんの技は素晴らしいの一言ですね.



 

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コメント 2

rekka-1102

コメントまでありがとうございます。
すごい美しい器ですね
みとれてしまいます
素晴らしい!
by rekka-1102 (2013-08-16 23:49) 

センニン

rekka-1102 さん、おはようございます。
コメントありがとうございます。
手にしてしまったらもうだめでした。
まだまだ知らない素晴らしいものがたくさんあるのだろうと思います。
by センニン (2013-08-17 08:21) 

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