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Bijou [楽器]

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初めて手にしたフルートは YAMAHA の YFL-351S でしたが、ふと思いついて今検索してみたところ、中古を販売しているサイトで

 リッププレート

 頭部管    洋銀

 管体       白銅

 仕上げ    銀メッキ

と説明されていました。

ううむ、洋銀と白銅が使われている事になっていますね。

カタログにはどう書いてあったのでしょうか...。



ところで買ってから永いこと放ってあったのですが、偶然訪れた楽器店で無料点検をしてもらう事になり、せっかくなので無料体験レッスを受け、レッスンにシステムが良さそうだったので入会し、という流れで今に至ります。

それまで駅ビルにある YAMAHA の教室で話を聞いたりもしたのですが、なかなか踏ん切りがつかないでいたのです。


レッスンを受け始めて一ヶ月もしないうちに新しい楽器を買う事を考え始めます。

楽器店で Altus や Miyazawa の手頃なモデルを何本か出してもらって試奏したのですが、気に入ったものがありませんでした。


カタログなどで情報を集めるうち目をひいたのが限定モデルのチラシがあった 714 と 514(不確か)でした。

リッププレートが金製であるなど良さそうに思えたのですが、限定であるというのが気になって YAMAHA 銀座店に問い合わせると「限定生産という意味ではなく、店頭にある」との返事をいただいたので暮に出かけたのでした。


その時は試奏だけで帰りましたが、年明けにフェアがあってその時の方がお得と言われたのですっかりその気になっていたのでした。


年明けのそのフェアの日は雪混じりの日でしたが、ほぼ決めていたところにお店にスタッフから「Bijou が二本あるのでせっかくだから吹いてみたら?」と言われて試奏しました。

Bijou は難しい、吹きこなすのに高度なテクニックが必要、などとカタログにも書いてありましたし予算もオーバーだったので試奏する気はなかったのです。


しかし吹いてみると3オクターブ全部吹けますし、使いづらいという感じは全然ないのです。

しかもその音は買うと決めていた楽器とは全然違うものでした。


Louis Lot のような音だったかどうか、その時は分かりませんでしたが、いろいろな音を秘めていて使いこなすほどに様々な音色がが引き出せそうなその響きと素直に鳴ってくれた相性が良さそうだという感触とですっかりそれが気に入ってしまったのです。



その後 Merveille が発売され、Idéal が発売されました。

それぞれ特徴があるモデルで Idéal は反応が良く音量も大きく、 Merveille は Bijou の音を継承しつつ吹きやすさを加えた楽器に仕上がっていると思えました。


しかし Bijou はそれらのモデルが登場した今でもその音の魅力を失いません。


楽器に負けているなあ、といまだに思います。




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