直火使用は慎重に [コーヒー]
ドリップには耐熱ガラスのサーバーを使いますが、以前は直火使用可でしたが、今出回っているものは皆直火使用不可となってしまいました。
これは HARIO の製品の箱ですが、「ガラスの品質は変わりません」と印刷されています。
他のドリッパーの箱には「プラスチックの部分があるので...」と微妙な表現が使われています。
直火使用ができた頃の製品にはこう印刷されています。
軒並みだめになってしまったのは PL法に理由があるようなのですが、ユーザーの不適切な使用が原因で破損などの事故が起こった場合の面倒を避けようとしているのではないかと思われます。
上の写真にも少し写っていますが、傷がついたものや水滴が付いたまま火にかけたりすると破損の危険があります。
コンロに乗せるときに気をつけないと傷つく危険があります。
物の取り扱いが荒っぽい人は特に注意が必要です。
また、クレンザーや金属たわしなどを使用するとやはり傷を付ける恐れがあります。
なのでこのサーバーやドリッパーは使用直後に熱湯で漱ぐにとどめ、水分もその熱で自然に乾燥するように放置しています。
そのためお湯はドリップ用とは別に 4L 用のやかんで沸かしています。
先日陶器製のドリッパーを買いましたが、陶器は今主に使っている樹脂製のものより保温性に優れていますので使用後もすぐ冷えず都合が良いのです。
さてネットオークションを探しても出品されているのは直火不可のものばかりです。
Amazon では一部直火可のものもあるようですが、HARIO や Kalita のものでは見つかりません。
サイフォンは直火で使うものですので、ドリップが目的でなくドリップ後の加熱を目的として使うという手もあるかもしれません。アルコールランプが必要ですが。
またこれは確認していませんが、カフェ・バッハではコーヒー器具も売っていて、サーバーとドリッパーもあります。
http://www.bach-kaffee.co.jp/index.htm
この中の Shopping - 珈琲の道具 のページにありますが、ドリップ後加熱するというのは田口さんの方式ですので、ここの商品なら直火で使ってよいのかもしれません。
まあ、箱にわざわざ「ガラスの品質は変わりません」と印刷してあるのはメーカーの苦肉の策ではないかと思えます。
自己責任で、ということでしょうね。
コメント 0